Path of Exile ver.3.22のリーグ要素であるTRIAL of the Ancestorsについての解説。
はじめに
TRIAL of the AncestorsリーグではMOBAのような、オートチェスのような戦いを行うトーナメント戦がリーグ要素として追加。
- 新しいユニーク装備
- 一定タイミングで特別な機能を与える予言アイテム
- 能力値ノードを別の効果に置き換えるタトゥー
などの報酬を手に入れることが出来る。
特に不要な能力値ノードを耐性やグローバル防御力などに変更できるタトゥーは、これまで以上に耐性パズルが楽になったり特化したビルドを作れたりと非常に便利なシステム。
今回のリーグ要素はハクスラトレハンして自身を鍛えるだけでなく、システムを把握しておかないと難しい部分があるため、改めてリーグ要素についてを解説していきたい。
死者の殿堂へ向かう
TRIAL of the Ancestorsリーグでは各マップの敵が銀のコインと言うアイテムをドロップする。
これが今回のリーグ要素をプレイするためのトークンとなる。
また今回のトーナメントが行われる死者の殿堂へ行くためには拠点や隠れ家でこの銀のコインを使用してポータルを開く必要がある。
(一度移動した後はいつでもウェイポイントから移動可能。)
TRIAL of the Ancestorsの流れ
大まかな流れとしては対戦相手選択→試合→ユニットの強化を一巡としてひたすらトーナメントを勝ち進んでいくという流れ。
対戦相手の選択
トーナメント会場に入ろうとすると以下のような画面が表示される。
内容は画面に書かれている通りで、
- 一番左の枠:今回の対戦相手
- 中央の枠:勝利することで手に入る好意ポイント
- 一番右の枠:勝利することで手に入る報酬
- 右下のランキング:敵のレベルの指標
以上がそれぞれ表記されている。
自分が戦っている間に残ったメンバーもそれぞれで試合を行っており、二回試合に負けたチームはトーナメントから脱落。
トーナメント最終戦では戦う部族毎に報酬が異なるため、勝利報酬目当てに対戦相手を選ぶか、最終戦報酬目当てにトーナメントをコントロールするかを考えながら対戦相手を選ぶことになりそう。
全ての試合が終わり最終戦が終わるとランキングが変動。
ランキングの数字が高ければ高いほどモンスターレベルが上昇し、報酬の内容も良くなる。
エンドコンテンツ到達時までは勝手にランキングが上っていくため、リーグ要素をプレイするのはマップ到達後からでも問題はない。
試合の流れ
対戦相手を選択したら1枚銀のコインを支払って試合開始。
試合では持っているユニットをエリアに配置する。
基本的にはオートチェスのように自動で戦ってくれる……のだが、割と敵を追尾して動き回るためあまり配置の意味が少ないような…?
フランカーに配置したユニットが割りと堅実に立ち回ってくれているような気がする。
中には周囲のキャラクターにバフを与えてくれるユニットも居るため、そういった奴らはエスコート枠に配置した。
中には特定の位置に配置することで追加効果が発生するユニットもいるため、説明は呼んでおいたほうが良さそう。
そしてこのユニットたちだが、大抵の場合でプレイヤーの介入がないとどんどん押し切られてしまう。
そのためプレイヤーは、
- 相手のユニットの排除
- 相手のタワーの破壊
を行い、味方を援護する必要がある。
相手のタワーを左クリック長押しすることでチャネリングが可能。
チャネリングしている間は少しずつ相手のトーテムのHPが削れていき、最終的に破壊することが出来る。
ただしチャネリング中に敵からの攻撃を受けてしまうと、チャネリングがストップしてしまうどころか長時間のスタンを受けてしまうため、必ず周りの敵を排除してから行うこと。
敵味方それぞれのユニットは、倒されても復活するのだが、トーテムを折られてしまうと復活することが出来なくなる。
そのため味方のトーテムが攻撃されていたらすぐに駆けつけて敵を倒し、敵ユニットを片付けたらすぐに相手のトーテムを折って…と割と忙しい。
万が一試合中に倒されてしまってもデスペナルティは付かず、一定時間後にリスポーンも可能。
試合に勝利することでトーナメント画面に表示されていた報酬が入手できる。
また勝利時にはまとまった量の経験値も手に入る。
ユニットの購入
試合に勝利すると、トーナメント選択画面で表示されていた部族の好意ポイントが上昇する。
このポイントを使ってトーナメントに参加させるユニットを追加購入可能。
ユニット以外にも、ユニットに持たせる装備品や特殊効果を持つフィールドアイテムを購入することも出来る。
今のところフィールドアイテムよりもユニットの方が安定する気はするけどランキングが高くなるとまた変わるんだろうか…
このポイントはプレイヤー陣営がトーナメント敗退する、もしくは優勝するとリセットされてしまうため、温存せずにどんどん使っていったほうが良い。
最終戦の報酬は二択
無事にトーナメント最終戦に勝利すると、トーナメント画面で表示されていた報酬とは別に二択で報酬を手に入れることが出来る。
内、片方に入っているのは上位版の紫色のタトゥー。
通常のタトゥーは色に応じて変換するノードが決まっていたが、ここで手に入るものは能力値ノードならどの場所でも良く、変換後の能力も全元素耐性+や混沌耐性+など便利なものが揃っている。
もう片方に入っているのは『Omen』という予言アイテム。
特定の条件を満たした時に発動し特殊効果を発動する、旧バージョンの予言のようなものだと思えば良い。
マルチプレイだと効率&報酬が上昇
マルチプレイ適性が高いコンテンツで、実質賢く立ち回ってくれるユニットが一つ追加されるようなもの。
現verだとソロプレイよりも格段に効率は上がる。
更に主催者側が箱から報酬を手に入れる時に、参加者側も一定確率でランダムな報酬が配布されるため、複数人数でリレー形式で回していくのは有りかもしれない。
現状プレイ時間に対しての旨味は少ないような…?
まだ理解していないandビルドが完成しきっていないせいもあるとは思うものの、どうしても一試合にかかる時間が長く、この時間があれば数マップ回せてしまうことを考えると、カレンシー稼ぎにはあまり向いていないかもしれない。
リザーブコストを減少させるという強力なタトゥーもあったが、1個当たり5カオスで取引されていたため、タトゥー目当ての場合には他のマップでカレンシーを稼ぎ交換したほうが早いかも。
ただおそらくレベル83以降であろう、ぶっ壊れ効果付きのタトゥーはこの難易度によって結構な高値になりそうかな?
現状のバランスだとあまりプレイしている人少なそうなので。
ただチャレンジコストが非常に少なく、デスペナルティも無いので息抜きにはなりそうかなと言ったところ。
これから研究が進んできてからが本番かもしれない。
コメント
今回のリーグ要素解説とても参考になりました。
お陰様でスタートライン+αに立つことができました。
新しいリーグ要素は毎回調べる事柄が多すぎて投げそうになるのですが、今回は友人と楽しくプレーしています。