本記事はハクスラゲー、Path of Exileの初心者をターゲットにしたRighteous Fire(ライチャスファイヤー)を使用したビルドガイドの第八章・九章の攻略とカオスレシピの解説編となる。
- 第九章までのビルド構成
- 第八章と第九章の攻略チャート
- カオスレシピ
についてを解説している。
part.04 第七章・八章 & ニ回目のラビリンス攻略編は以下を参照。
第九章までのビルド構成
今回の目標は第八章・九章の攻略と大事なベンダーレシピの一つであるカオスレシピについてを知るところまで。
敵のレベルも更に上昇しているため、適宜ギアを交換していくことになる。
ツリーもだいぶ完成形に近づいてくのがこの辺り。
主に火耐性の最大値を伸ばすなどをして対策をしていく。
第九章までの目標スキルツリー
ここからストーリークリアまでの過程で最終的にスキルツリーを以下の形に伸ばしていく。
下記図の通りに埋めることが出来るのはおそらく第十章をクリアする前後あたりになるはず。
画像が縦長で見辛いが、ツリーの上部と下部をそれぞれ伸ばしている形。
パッシブツリー下部エリア
ツリーの下部エリアでは主にライフや各種耐性系のノードを回収していく。
もう一つの上部エリアはどちらかというとRFの火力を上げていくために取得していく部分であるため、まずはこの下部エリアを優先してパッシブを振り分けていこう。
このエリアでは二つのマスタリーを取得。
- アーマーマスタリー:装備中の兜、鎧、小手および靴にアーマーがあれば全ての元素耐性の最大値 +1%
- 守りマスタリー:穢れた血を付与されることがない
この二つのマスタリーを選択すれば良い。
防具には装備の種類に応じて『アーマー or 回避力 or エナジーシールド』のいずれか一つ、もしくは二つの防御力関連のパラメーターが設定されている。
今回のアーマーマスタリーの効果を発動するためには、指定された四部位の装備がアーマーが上昇するタイプの装備であることが条件となる。
もしちょうど良い装備を持っていない場合には、このマスタリーの取得は後回しで構わない。
パッシブツリー上部エリア
ツリーの上部では火属性ダメージを強化していく。
シンプルにRFやサブスキルの火力を増やすことが可能だが、敵に近付く必要があるRFでは火力が上がっても耐久が無いとそもそもその火力を活かすことが出来ない。
まずはツリー下部を優先して、その後にこの箇所を伸ばしていくこと。
第九章までのスキル構成
ここに来て使用するスキルがガラッと変化する。
- RF:ライチャスファイヤー – 効果範囲増加 – 元素ダメージ集中 – 燃焼ダメージ
- 対単体スキル:ファイヤートラップ – ライフタップ – トラップ・マインダメージ – 燃焼促進
- 曝露:ウェーブオブコンヴィクション
- ウォークライ:インファーナルクライ
- 第一移動スキル:フロストブリンク
- 第二移動スキル:シールドチャージ – アタックスピード – ライフタップ
- 防御スキル:ヴァールモルテンシェル(通常のモルテンシェルでも可)
- オーラ:デターミネーション , ピュリティオブエレメンツ
- カース:フラマビリティ – ライフタップ
- ミニオン:(ストーンゴーレム召喚) – (ライフタップ)
()で囲んでいるジェムはあってもなくても問題ないもの。
以降の攻撃方法について
今までの構成からサブ火力スキルが変化。
この段階になるとほとんどの雑魚敵はRFを発動して歩いているだけで倒すことが出来るようになっているはず。
基本はシールドチャージでエリアを駆け巡っていると勝手に相手がバタバタ倒れていくはずだ。
合間合間にクールダウンが上がるたびインファーナルクライを使用すると火属性で敵が爆発するようになるため、より殲滅速度が向上する。
レアやユニークの敵を相手にするときにはRFで焼きつつファイヤートラップを投げて火力をプラスしていく。
また、固い相手には同時にフラマビリティやウェーブオブコンヴィクションで火耐性を下げてスキルのダメージを底上げしていくこと。
モルテンシェルを左クリック(移動ボタン)にセット
モルテンシェルは自身のアーマーを参照して専用のバリアを発生させるスキル。
モルテンシェルの効果中は、ダメージを受けた時にモルテンシェルが代わりにダメージを受け止めてくれるため、死亡リスクを大きく軽減できる。
オーラスキルをデターミネーションに入れ替えたことで基礎のアーマーが増加するため、よりモルテンシェルの効果は高くなる。
強力なスキルなのだがクールダウンの度にスキルボタンを連打するのは面倒……
そんな時には普段移動に使っているであろうクリックにこのモルテンシェルをセットすると一気に操作が楽になる。
クリックにモルテンシェルをセットすると、クールダウンが上がった時後にクリックを感知するとモルテンシェルを発動、クールダウン中は通常の移動として機能する。
基本的には移動をしていないことがほぼないため、この方法を使えば移動を妨げることなく常時モルテンシェルを発動し続けることが可能だ。
基本はモルテンシェル使用で問題ないが、もしもヴァールサイドエリア(通常エリアにランダムで入り口が出現する特殊エリア)にてヴァールモルテンシェルを手に入れることが出来たのであれば、差し替えておくこと。
発動には事前準備が必要だが、緊急回復手段としてヴァールモルテンシェルという別のスキルが使用できるようになる。
バイタリティとストーンゴーレムについて
今回はバイタリティをデターミネーションと入れ替え、ストーンゴーレム召喚を任意使用に変えている。
バイタリティもストーンゴーレムもどちらもライフの自動回復を高めて、RFの自傷ダメージ対策として使用していたもの。
この段階になると自前のレジストやライフ自動回復が積めていることもあり、この二つのスキルが無くても問題ないことが多い。
もしこの二つを外したことによってRFのを維持できなくなるのであれば、そのままスキルは変更せずにこれまで通りこの二つを使っていこう。
また、ソケット枠に余裕があるのであれば外す必要も無いため、ストーンゴーレムはそのまま使い続けても構わない。
第九章までの装備品厳選
ジェム構成が変わったことにより、ギアの更新には少々時間がかかるかもしれない。
上記スキル構成を目指して組んでいきたいところだが、それにより火耐性が最大値を割ってしまっては元も子もないため、装備を入れ替える際には耐性値に注意しよう。
事前準備編で設定したRF専用のフィルターを使っている場合にはドロップアイテムの中にハイライト表示されているものがあるはず。
基本的にそれらは全て拾い、RFの火力アップに繋がるmodが付いているかどうかを確認しながら進めていく。
防具も各種耐性を維持しつつ、ソケットの色を揃えていく必要があり、なおかつマスタリー発動のために各部位にアーマーが上昇する装備を選択していくことになる。
ソケットを重視するとどうしても耐性が足りなくなる…なんて時には、隠れ家のクラフトベンチで耐性を付与してしまうのも有り。
コストに必要なカレンシーアイテムはこの段階であればかなりの数を持っているはず。
この段階になるとマナフラスコが不要になる。
フラスコの構成も、
- ライフフラスコ
- シルバーフラスコ(攻撃・キャスト・移動速度上昇)
- ルビーフラスコ(火耐性上昇・火属性被ダメージ減少)
- 水銀のフラスコ(移動速度上昇)
- 花崗岩のフラスコ(アーマー上昇)
という構成を目指していく。
第八章の進行方法
第八章では第三章と同じようにソラリスとルナリスの寺院を順不同で回っていく。
序盤で分岐が分かれるがどちらから進んでも問題ない。
ただしルナリスルートの方が一回り敵のレベルが低いため、本ガイドではこちらのルートを採用している。
第八章の攻略チャート
- 1有毒な排水路
最奥でドードゥリとのボス戦。
デバフフィールドを撒きつつ下水の色に応じた強化バフが乗っている相手。
中央のバルブをひねるとデバフフィールドが除去され、バフの種類が変わる…
というギミックがあるが、特に気にせず攻撃を投げていれば倒せるはず。クリア後は道が左右に分岐する。
今回は左側へ進みルナリス寺院方面から攻略をしていく。 - 2大遊歩道~浴場~空中庭園~ユーグル戦
浴場は『ルナリスの中央広場』に続く道が正規ルートだが、ここで寄り道をしておく。
まず浴場にはアセンダンシーの試練があるので回収を忘れずに。
その後は横道から『空中庭園』へと進むこと。空中庭園では下級神のユーグルとの戦闘。
冷気属性の攻撃を使用してくる相手だが、基本的には相手の攻撃を避けつつRFを当てながらサブスキルを投げるぐらいか。
街に戻りクエストの報告、パッシブポイントを+1獲得する。 - 3ルナリスの中央広場~ルナリス寺院
ルナリスの中央広場を経由して『ルナリス寺院』へ。
以前パイエティと戦った最奥でボス戦後にクエストアイテム『月の宝珠』を入手。ここまで進めたら、一度有毒な排水路のウェイポイントへと戻り、今度は東側のソラリスルートを進んでいく。
- 4波止場
中継エリアだが、ここで発生するサイドクエストはパッシブポイントが手に入るため忘れずに回収していく。
波止場にはクエストアイテム『永遠のアンク』が入っている箱があるため、まずは探索して入手。
その後同エリアにあるアリーナでクラリッサとのイベント後敵集団を倒せばクエストクリア。街に戻りクエストの報告、パッシブポイントを+1獲得する。
- 5穀物倉庫
この穀物倉庫のサイドクエストも報酬がパッシブポイント。
同エリアの片隅にいるジェムリングの兵団を倒すだけのシンプルなクエスト内容。
撃破したら街に戻りクエストの報告、パッシブポイントを+1獲得する。 - 6帝国の穀倉地帯~ソラリス寺院
中継エリアの帝国の穀倉地帯を駆け抜け『ソラリス寺院』へ。
ソラリス寺院は反対側へ抜ける道と地下へ続く道に分岐しているがまずは地下へと進む。
以前ディアーラと出会った場所の先でボス戦後、クエストアイテム『太陽の宝珠』を入手。その後はソラリス寺院の一階に戻り西側へと抜けていく。
- 7ソラリスの中央広場~港の橋~ルナリス・ソラリス戦
この時点で第八章攻略に必要なクエストアイテムは全て揃っている。
ソラリス寺院から西へ抜けてソラリスの中央広場に辿り着いたら駆け抜けて『港の橋』エリアへ。港の橋の中央にある塔の中に入り、祭壇を調べるとルナリス・ソラリスとのボス戦が始まる。
同時に二体を相手にしながら戦うことになる。
決して立ち止まらずに常に移動状態を維持しながら戦うこと。撃破後は北に開いた道を進むと第九章に突入する。
第九章の進行方法
第九章から敵のレベルが60を越えて、エンドコンテンツ序盤の安定した稼ぎとなる『カオスレシピ』と呼ばれるベンダーレシピを利用することが出来るようになるため必ず覚えておこう。
アイテムレベルとカオスレシピについて
敵のレベルが上がりこの第九章からはアイテムレベル60以上の装備がドロップするようになる。
このタイミングでアイテムレベルの仕組みとカオスレシピというベンダーレシピを覚えておこう。
アイテムレベルについて
アイテムレベルは装備の強さで、このアイテムレベルが高いほどよい効果のmodが付加される。
後半になるに連れて4リンク装備が多くドロップするようになったのはこのアイテムレベルが高いからでもある。
アイテムレベルはAltキーを押しながらマウスカーソルを合わせると確認することが可能。
そしてこのアイテムレベルが今から紹介するベンダーレシピにおいて非常に重要であるため絶対に覚えておきたい。
カオスレシピについて
特定のアイテムを組み合わせで売ると交換してもらえるアイテムが変わるベンダーレシピというものの存在については以前解説した通り。
今回覚えるのはPath of Exileにおける主要通貨となる『混沌のオーブ』を手に入れるベンダーレシピを覚えていく。
混沌のオーブは英名が『Chaos Orb』のため、カオスレシピという愛称で呼ばれているこのベンダーレシピ。
アイテムレベルが60~74の装備を全身分揃えて売却すると混沌のオーブ1個が。
更にその装備が全て未鑑定の場合には混沌のオーブ2個が手に入る。
必要な装備は、
- 防具:頭装備・胴装備・腕装備・脚装備
- アクセサリー:指輪二つ・アミュレット一つ・ベルト
- 武器・盾:片手武器二つ(盾を一つ混ぜても可) or 両手武器一つ
これら一式が必要。
PoEを初プレイの場合にはおそらくスタッシュ(倉庫)タブも購入していない無課金の状態のはず。
全部を集めて保管していくと嵩張ってしまうため、アクセサリー類を優先的に集めていき足りない分は都度調達するのが楽。
この混沌のオーブは、レアアイテムのModをリロール出来る他、トレードで一番多く使われている通貨。
カレンシーアイテムとしてもトレード用の通貨としても使い勝手の良いアイテムのため、初心者はまずこのカオスレシピを回して資産を稼いでおきたい。
第九章の攻略チャート
- 1血の水道橋~谷底への道~ヴァスティリ砂漠
有名なアーリーゲームのファーム(稼ぎ)スポット。
特定のユニーク入手のために周回する人もいるが、今回はスルーしてハイゲートへ。谷底への道の隅からリフトを下ってヴァスティリ砂漠へと進んでいく。
ヴァスティリ砂漠には遺跡のようなオブジェクトがあり、その中央部分でクエストアイテム『ストームブレード』を入手。
ハイゲートでペタルスとヴァーニャに話しかけた後シンに再度話しかけることで、パンテオンイベント進行のフラグが立つ。 - 2オアシス~シャカーリ戦
ストームブレードサイドクエストを達成後、ヴァスティリ砂漠北部のエリア移動箇所を調べると『オアシス』に辿り着く。
オアシスの最奥でサソリ型の下級神『シャカーリ』との戦闘に。
最初のエリアからシャカーリが移動したら少しずつ後を追いかけ隣のエリアまで追い詰める形で進んでいく。
再度広いエリアに出てからようやく撃破可能。撃破後は街に戻りクエストの報告、パッシブポイントを+1獲得する。
- 3山麓~沸き立つ湖~坑道
山麓は中継エリア。
まずは『沸き立つ湖』へ向かい、奥にいるバジリスクからクエストアイテム『バジリスクアシッド』を入手する。その後は山麓に戻り『坑道』へ。
坑道にはアセンダンシーの試練があるためこちらも欠かさず攻略しておくこと。
- 4採石場~ガルカーン戦~精錬所
採石場の左右にガルカーンと戦えるアリーナと製錬所への道のどちらかがあるため、順不同で攻略をしていく。
製錬所のボスは地形による電撃属性ダメージを受けるが、ピュリティオブエレメンツを起用していることもあり苦労することはないはず。
ガルカーン戦は画面が非常にわちゃわちゃするのだが、ここは流石のRF。基本はシールドチャージを使って移動しつつファイアトラップを撒いていれば難なく倒せるはず。
ガルカーンは下級神のため撃破したら街に戻りクエストの報告、パッシブポイントを+1獲得しておくこと。 - 5魔獣の内部~腐った核
クエストアイテムを採石場のシンに渡すと、『魔獣の内部』への道が開く。
腐った核と地続きの長期戦となるため注意。腐った核では三箇所のエリアを周りボスを倒すことでこの章最後のボスへのアリーナの道が開通する。
第四章のマラカイ戦と違い特にギミックは無いため、ジェム構成と耐性が揃っていれば苦労はしない。
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