本記事はハクスラゲー、Path of Exileの初心者をターゲットにしたRighteous Fire(ライチャスファイヤー)を使用したビルドガイドのACT1編となる。
- キャラクター作成
- 序盤のチュートリアル
- ACT1の進行方法について
についてを解説している。
part.00事前準備編は以下を参照。
キャラクターの作成
事前準備が整ったところで実際にキャラクターを作成していくことになるのだが、Pohx氏が公開しているビルドガイドは大きく分けて、
- キャラクターにマローダーを起用したジャガーノートビルド
- キャラクターにテンプラーを起用したインクイジタービルド
のニ種類が存在する。
ジャガーノートやインクイジターと言うのは一言でいうとアセンダンシーと呼ばれるこのゲームの上位クラス・上位職のようなものだと思ってもらえば良い。
中盤以降開放され、強力な能力を得ることが出来る。
それぞれどんな違いがあるのかを簡単に解説すると、早いタイミングでメインスキルとなるRighteous Fireを使用可能かつ早い段階からタンキーなのがジャガーノート。
耐久は落ちるもののその分火力が高いインクイジター。
こんなイメージを持ってもらうと分かりやすいか。
本ビルドガイドではインクイジターを選択
先に結論から言うと本ビルドガイドではインクイジターを選択して解説をしていく。
最終的にはジャガーノートにも火力を持たせることは出来るし、インクイジターも高水準の耐久を持つことは可能。
しかしそこに行き着くまでに必要な装備を揃えるために必要な費用は圧倒的にジャガーノートの方が高価。
序盤のお手軽さはジャガーノートの方が優位性はあるが、今回はエンドコンテンツを見据えてのガイドであるため、後半が楽になるインクイジターを使っていきたい。
キャラクター作成画面でテンプラーを選択
インクイジターはテンプラーのアセンダンシーなのでキャラクター作成画面ではこの白ヒゲハゲのお爺ちゃんを選択しよう。
このゲームにおける各クラスの違いは主にニ点で、
- パッシブツリー(スフィア盤)のスタート地点
- アセンダンシーの選択肢
このニ点となるのだが、今はそこまで深く考える必要はない。
「今回プレイするビルドにはこのキャラクターが合ってるんだなぁ」ぐらいをイメージしておけば大丈夫。
ゲーム序盤のチュートリアル
基本はゲーム内のチュートリアル通りに進めて行けば問題ない。
この時点で知っておきたいことは、
- 装備のソケットとリンク
- 装備のレアリティ
- ベンダーでの売却
この三つだけ。
装備のソケットとリンク
まずゲームを始めると海岸に漂着した所からスタートするのだが、足元に武器が一本落ちているはずだ。
その武器を装備してNPCとの会話イベント後の戦闘に勝利すると敵がドロップするアイテム、それがスキルジェムとなる。
スキルジェムの仕組み
スキルジェムはいわばFF7のマテリアのようなもので、セットして初めてスキルが使用できるようになる。
スキルジェムは大枠で三色に分かれており、同じ色のソケットにしか刺さらないため注意。
キャラクターだけでなくこのスキルジェムにもレベルがあり、経験値が貯まると画面右に以下の様な表示が出現、プラスマークをクリックするとそのスキルジェムのレベルが1アップする。
ここで大事なのが、プラスマークを右クリックすると画面からこの表示を消すことが出来るということ。
その場合はインベントリ画面からレベルアップすることが出来るのだが、なぜこのようなことをするかというと、レベルを上げない方が都合の良いスキルというものが存在するからだ。
例えば今回のビルドで使用するアーケインサージサポートは以下のような効果を持つ。
お手軽にキャストスピードとマナ自動回復を盛ることが出来るサポートでジェムのレベルが上がるとボーナス増加量も更に上昇する。
しかし同時に必要な消費マナも増加してしまうため、ビルドによってはかえって使い勝手が悪くなってしまうことも。
今回のビルドでも『アーケインサージ』は低レベルを維持しておくことを推奨するため、レベルアップの表記が出てきたら右クリックで隠してしまおう。
ソケットのリンクとサポートジェム
装備のソケットには単独のものとリンクされているもののニ種類が存在している。
例えばこの武器で言えば、上2つの赤と青はリンクされたソケットで、下の緑は単独のソケットとなる。
リンクされたソケットに通常のスキルジェムと◯◯サポートという名前のジェムを組み合わせてセットすることで、スキルジェムの効果をカスタマイズすることが出来ることを覚えておこう。
チュートリアルエリアで拾うことが出来る元素拡散サポートというサポートジェムを拾えるはず。
例えばこのアーケインサージをファイアボールと組み合わせると、『ファイアボールを使うことで合計15のマナが減ると、4秒持続するアーケインサージのバフを得る』という効果になる訳だ。
とはいえ今回のビルドガイドではこの組み合わせについても解説をしていくため、こういうシステムなんだということが理解出来てさえいれば問題ない。
装備のレアリティ
ここは各種ハクスラゲーをやっていた人なら説明を見ることなく分かるはず。
先に大事なことから説明すると、このゲームは序盤中盤に関しては、装備のレアリティよりソケットのリンク数とソケットのカラーの方が大切ということだけ覚えておけば問題ない。
ノーマルアイテム
白色の文字で表記されているのが、何のmodも付いていないノーマルアイテム。
各種アイテムを使ってクラフトをすることも出来るが、序盤は特に気にしなくて良い。
装備が素っ裸の状態である序盤は拾うが、ある程度装備が揃った段階になったらソケットの色とリンクだけを見て拾う拾わないの判断をしていく。
エンドコンテンツでは価値のあるノーマルアイテムもあるのだが、今はこのような認識でいれば問題ない。
マジックアイテム
青色の文字で表記されているのが、ランダムで最高2種類までのmodが付加されているマジックアイテム。
カレンシーアイテム『叡智の巻物』を使って鑑定しないとmodの詳細が分からず装備できない。
こちらも考え方は現状ノーマルアイテムと同じで問題ない。
装備が素っ裸の状態である最序盤と、同じ枠にノーマルアイテムを装備している場合には拾ったものと交換していく。
こちらもソケットの色とリンクを見て、スキル構成に合わせて拾う拾わないの判断をしていくことになる。
レアアイテム
黄色の文字で表記されているのが、ランダムで最高6種類までのmodが付加されているレアアイテム。
カレンシーアイテム『叡智の巻物』を使って鑑定しないとmodの詳細が分からず装備できない。
このレア装備で揃えたくなってしまうが何度も言うように、ソケットの色とリンクが大事なので、ジェムの構成が崩れるぐらいだったらノーマル品を使っていたほうが火力が出る場合も多い。
ただし移動速度上昇の付いている靴など長く使うことが出来るものもある他、街で売却すればいくつかのカレンシーアイテムの素材が手に入るため、拾っておいても損はない。
ユニークアイテム
茶色の文字で表記されているのが、装備固有の能力が付加されているユニークアイテム。
効果は同じだが、可変域は装備毎にランダムで、こちらもカレンシーアイテム『叡智の巻物』を使って鑑定しないと装備できない。
出にくい装備ではあるが、大半は使い道が無いことのほうが多い。
とは言え極稀に貴重な品が落ちる可能性もあるため、とりあえずは確保して保管しておこう。
外部サイトでアイテムの価格相場を調べることが出来るため、抵抗なければ調べる癖は付けておいた方が良いかも。
不要なアイテムはベンダーに売却を
装備を更新するなどして不要になったアイテムは街にいるNPCに売却することが出来る。
どんなゴミでも売却することで、カレンシーアイテムの元になるため、不要なアイテムは抱えておかないで売却してしまおう。
ノーマルアイテムは1個の『巻物の断片』と交換が出来る。
5個集めると『叡智の巻物』1個に変化。
いらない。
マジックアイテム、レアアイテムを鑑定しないまま売却すると、複数個の『変成の欠片』と交換することが出来る。
変成の欠片を20個集めると『変成のオーブ』1個に変化。
変成のオーブはノーマルアイテムをマジックアイテムに変化させるカレンシーアイテム。
そもそも変成のオーブが結構な数ドロップするのでこれも不要。
鑑定されたマジックアイテム、レアアイテムを売却すると、付加されているmodに応じた数の『改変の欠片』と交換することが出来る。
改変の欠片を20個集めると『改変のオーブ』1個に変化。
改変のオーブはマジックアイテムのmodをランダムで変化させるカレンシーアイテム。
このアイテムは終盤多用することになるため集めておいて損はない。
ベンダーレシピを覚えておきたい
一部特定の組み合わせでアイテムを売却することで特別なアイテムと交換してもらうことが出来るベンダーレシピという機能がある。
色々な種類があるが、今覚えておきたいのは、赤・青・緑の三色でリンクされた装備を売却すると『色彩のオーブ』と交換できるということ。
色彩のオーブはソケットの色をランダムで変化させるカレンシーアイテムで使うタイミングは多い。
オプションメニューのUIタブのアイテム欄、常にソケットを表示にチェックを入れておくと、落ちているアイテムのソケットカラーやソケットリンクを確認することが出来るようになるため、設定しておくことをオススメする。
第一章の進行方法
長々と座学をしてしまったが、ここからいよいよ本番。
実際に第一章の攻略までの流れを解説していきたい。
このPath of Exileというゲームは基本的には画面右上に表示されているクエストラインに沿って移動していけばストーリー進行が可能。
ただし一部のサブクエストでは報酬としてパッシブポイントを得ることが出来るため、それらも忘れずに回収していきたいところ。
本ガイドではメインクエストと重要なサイドクエストのみ解説をしているが、他のサイドクエストを遊ぶことのデメリットは存在しないので余裕があれば触ってみてもいいかもしれない。
(エンドコンテンツ入りが遅れるのがデメリット。)
第一章時点でのビルド・スキルツリー
第一章時点では以下の形を目指してスキルツリーを進めていく。
今回解説しているのはRFことRighteous Fireのビルドなのだが、まだ現段階ではRFを使用することが出来ないため、別のスキルを使って戦っていく必要がある。
この段階でのスキル構成としては、
- メイン火力スキル:ローリングマグマ – 元素拡散 – 燃焼促進
- サブ火力スキル:フレイムウォール
- 移動スキル:フロストブリンク – アーケインサージ
- 防御オーラ:バイタリティ
こんな構成を目指していく。
その為にも青の3リンクワンドが落ちてたら積極的に拾っておきたい。
戦い方はシンプルで、フレイムウォールを貼ってその中にローリングマグマを叩き込むだけ。
若干操作は忙しいがこれも序盤だけの我慢だと思っておこう。
この時点での必要火力は満たしておりダメージは十分与えられる。
第一章をクリアした時点で更にジェムを購入、フロストブリンクと組み合わせていたアーケインサージを外した上で、
- 第二サブ火力スキル:フレイムサージ – 効果増大 – アーケインサージ
このスキルセットを追加する。
ここからはフレイムウォールの代わりにこのフレイムサージを使用していこう。
装備はこの段階ではソケットの色とリンクを気にしていれば良いが、装備しているワンドに火属性スペルダメージの増加modが付いているとより序盤が楽になる。
ベースアイテムがヤギの角であれば、装備固有の能力として火属性のスペルが強化されるためオススメ。
第一章攻略チャート
- 1黄昏の海岸~海岸
チュートリアルエリアで『元素拡散サポート』を拾う。
街に到着したら『ローリングマグマ』のスキルジェムを報酬として受け取る。
グレイシャルハンマーは外して売却してしまっても良い。 - 2海岸から陸続きの島へ
陸続きの島でボスを倒してサイドクエストをクリア。
報酬として『水銀のフラスコ』と『アーケインサージ』を貰う。
※アーケインサージのジェムレベルは上げないこと。 - 3ぬかるみの干潟
エリア内で手に入れることが出来る三種類の化石を手に入れると『海底通路』への道が開く。
開通後に街に戻ってクエスト報酬として『フレイムウォール』と『フロストブリンク』のジェムを受け取る。 - 4海底通路から冠水した淵へ
海底通路からは二つのエリアに道が繋がっており『岩棚』が正規ルート。
冠水した淵のボスを倒すとパッシブポイントが手に入るので忘れずに回収しておく。 - 5岩棚~監獄
監獄の1Fを探索して『アセンダンシーの試練』を達成しておく。(上位クラス開放のフラグの一つ。)
監獄クリア後に街に戻り報酬として『バイタリティ』を受け取る。
また、ネッサから『燃焼促進』のジェムを受け取る。 - 6囚人の門~船の墓場
『マーヴェイルの洞窟』へ進む道が正規ルートだが、ここでも寄り道。
『船の墓場の洞窟』に繋がる道を探し、洞窟の奥の『奴隷の少女』を調べてクエストアイテム『オールフレイム』を入手。
船の墓場に居るフェアグレーヴス船長に話しかけた後の戦闘に勝利するとサイドクエスト達成、パッシブポイントが手に入る。 - 7マーヴェイルの洞窟を抜けて第二章へ
マ―ヴェイルの洞窟奥でボス戦を経て第二章へ。
このタイミングで街に戻り、ネッサから『フレイムサージ』『効果増大』を入手、セットしておく。
アセンダンシーの試練について
特定のエリアにはアセンダンシーの試練と呼ばれるトラップゾーンが必ず生成される。
例えば第一章で言えば監獄の1Fが対応エリア。
このアセンダンシーの試練はトラップゾーン最奥にある石板を調べるのが目的となり、全ての石板を調べることで第三章以降に上級クラス…今回で言うところのインクイジターを開放するためのダンジョン『ラビリンス』に入るためのフラグが立つ仕組みになっているため、必ず攻略をしておこう。
コメント
1週間くらい前に始めました
めっちゃ助かります!
今週の土曜日から新リーグが始まるので、今は練習・参考代わりに使っていただければ幸いです。
とても見やすくて参考になりました。ありがとうございます。
前シーズン初めてプレイし、オリジナルビルドで失敗し萎えてやめてしまったのですが
この記事を見て、またやってみようかなと思いました!感謝です!