メタルギアソリッドマスターコレクショントロフィー雑感

メタルギアソリッド マスターコレクションvol.1ロゴ 雑記

一週間コロナに苦しめられている間についにメタルギアソリッドマスターコレクションVol.1が発売された。
収録されている作品は、

  • メタルギア
  • メタルギア2
  • メタルギアソリッド
  • メタルギアソリッド2 サンズオブリバティ
  • メタルギアソリッド3 スネークイーター

の計5本。
ボーナスコンテンツとしてNES版メタルギアが収録されていたり、バンドデシネやサウンドトラックまで付属と至れり尽くせり。

本作ではゲーム作品全てがトロフィーシステムに対応しており、(メタルギア、メタルギア2は一纏まりだが)それぞれにプラチナトロフィーも用意されている。
流石にメタルギア~メタルギアソリッドまでは用意されているトロフィーは少ないものの、メタルギアソリッド2、3に関してはそれぞれゲーム一本ほどのトロフィーの数量が用意されていた。

HD Editionとはトロフィーの内容に差異有り

個人的に非常に嬉しかったのがHD Editionとトロフィーの内容が若干変わっていること。
特に一部の難関トロフィーが無くなっているため、慣れているプレイヤーは若干トロコンは楽になった。(高難易度トロフィーが追加されたため、通常のプレイヤーに対しては一概に楽になったとは言えないどころか難しくなったかも)

メタルギア1,2を除き、いずれも最高ランクの称号入手トロフィーが追加された。
クリア時間やセーブ回数、受けられるダメージやアラート回数、キル数などがほぼ全て高水準でないと獲得できない称号のため、プレイスキルでトロコン難易度に大きな差が出る。

作品別トロフィー雑感

メタルギア・メタルギア2

二作品それぞれをクリアした上で、ボスサバイバルをどちらもクリアするだけでほとんどのトロフィーが揃う。
後はシナリオブックの全ページを既読にするだけでトロフィーコンプリートとなるため、収録作品の中だとトロコンは一番楽。

30年以上も前の作品なので、こなれていない部分や不親切な部分は多いが、ゲームとしては完成されていることと、攻略情報はインターネットですぐに確認できるため苦にはならないはず。

メタルギアソリッド

クリア称号『FOX』もしくは『BIG BOSS』を獲得しなければならないトロフィー『最高クラスのコードネーム』が鬼門。
他はストーリーを追いかける過程でほぼ全てのトロフィーが手に入る。

ステルス迷彩と無限バンダナそれぞれの入手がトリガーとなるトロフィーが用意されているため、最低でも二周はプレイしなければならない。
一周目で拷問に屈してステルス迷彩を手に入れて、二周目にFOX or BIG BOSSを狙うのが最効率か。

心霊写真関連のトロフィーが唯一の取り逃し要素のため注意。

通常版だけでなくインテグラルも収録されているが、称号入手の難易度を考えると無印で遊ぶ方が良さそう。

メタルギアソリッド2

全ドッグタグ回収トロフィーがなくなったため、HD Editionよりは周回面では楽になった。(代わりに別の高難易度トロフィーが追加されたが)
とは言えこちらでもステルス迷彩や無限バンダナ、ウィッグ関連のトロフィーがあるため、コンプリートはせずとも複数難易度を周回してドッグタグを集めていく必要がある点には注意。

そして新たに追加されたのが『BIG BOSS』の称号を手に入れることで獲得出来るトロフィー、名前もそのまま『BIG BOSS』。
難易度EXTREAMでなおかつ厳しい査定をクリアしなければ行けないため、ほとんどのプレイヤーはこのトロフィーが最後になる。
幸いにもRTA動画等の参考資料が多いのが救いか。

また、50種類のVR訓練&オルタナティブミッションで一位を取る必要のあるトロフィーも続投。
こちらも乱数の要素は少ないため、プレイ動画が参考になるがとにかく数が多いため時間はかなり必要。

メタルギアソリッド3

ケロタンを含む各種収集要素をオールコンプリートする必要がある。
各種アイテム収集系のトロフィーは入手したものをリスト化してメモを残しておかないと辛かったので注意。(HD Edition時)
一周でコンプリートする必要があることと、戻れない場所が多いため、細かく達成度チェックをしていく必要がある。
ケロタンをコンプリートすることを考えると初回プレイは一番最低難易度でプレイするほうが効率は良い。

こちらにも最高称号『FOXHOUND』の称号獲得が条件となるトロフィーが追加され、HD Editionよりトロコン難易度は上昇。
他の作品同様クリア時間も査定に入るため、アイテムコンプリートと同時に狙うのではなく別の周回を推奨。

やりごたえはあるがトロコン難度は高め

ゲーム一作でプラチナトロフィー4個と、トロコン勢にとってはやりごたえもトロフィーレベルも美味しい作品なのだが、いかんせんトロコン難易度は高い。
逆に最高称号以外は手間はかかるものもあるが、難易度自体は地道にプレイしていれば獲得は出来るため、そういった意味ではトロフィーレベルブーストには良いのかも。
当時楽々ノーセーブクリア等をしていたMGSすら序盤で数回死ぬレベルまでプレイスキルが落ちているためトロコンはかなり先になりそう。

ゲームとしては元が名作である以上、変なことにはならないというのもあるが、今プレイしても面白いのは流石だなぁと。
仮想セーブデータを使用することが出来、最新ハードでもサイコマンティスのセリフ差分を見ることが出来るのは良い仕事をしていると思った。
MGS2、MGS3は60FPSで動いてくれるのも嬉しい仕様。

目玉はMGS4が収録されるであろうマスターコレクションVol.2なのでそれまでにはトロコンしたいところ。

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