本作魔界戦記ディスガイア7では敵を倒す以外にも味方のHPを回復させることによっても経験値を獲得することが出来る。
獲得経験値は味方のレベルによって増加すること、魔法ヒールさえ覚えていれば戦力が無くとも始められることから、ヒールレベリングは本作における序盤のレベリングには最適だ。
トロフィーコンプリートのためにはエンドコンテンツである修羅ステージの全制覇が必須。
そのためのスタート地点・キャラクター強化の下準備として、本記事ではヒールレベリングを用いてレベル9999のキャラクターを育てるまでの環境作りの手順・実際のレベリング方法を解説している。
効率良くレベル上げをするために準備しておくもの
このレベリングを行う際に必要なものは以下の四点。
- 魔法『ヒール』を使用可能なキャラクター
- チート屋での経験値増加へのポイント割り振り
- レベルを上げられるだけ上げた夜魔族
- 経験値増加系魔ビリティー
なお、ここでの下準備は全て完璧に用意する必要はない。
下準備するための各種効率はヒールレベリングを行いキャラクターが高レベルになるにつれて楽になっていくため、ある程度の準備が出来たらレベリングに進んでしまおう。
魔法『ヒール』を使用可能なキャラクター
部隊による特殊技・魔法の引き継ぎも出来るため、ここは誰でも構わないが固有キャラかつ最初からヒールを取得しているピリリカがオススメかつお手軽。
もしヒールを覚えていないキャラクターを鍛えたい場合には部隊『特殊技教導隊』を使う必要がある。
参考リンク:ヒールを他のキャラクターに覚えさせるには?
ヒールで獲得できる経験値について
獲得できる経験値には、
- ヒールの対象となったキャラクターのレベルと人数
- ヒールで回復した実回復量
の二種類が影響する。
まずは、できるだけ多くのキャラクターを同時回復できるようにするため、スキル屋で魔法範囲の強化をしていき、9マスを対象に出来るようになるまで強化を進めていきたい。
おそらく始めはマナが足りなくなるが、無理にマナ稼ぎはする必要はない。出来れば十字形の範囲までは強化を進めていきたいところだが、強化できるマナが無くなったら寄り道せず他の準備へ移ったりストーリーを進めていくこと。
また、後述するが消費SPが増えてしまう魔法威力強化は現時点では触らないでおくこと。
なお経験値効率に影響する実回復量についてだが、この時点ではあまり意識しなくても良い。
ヒールによる回復で最大HPに対してどの程度回復をすることが出来たかでも経験値獲得効率が変わってくるのだが、最効率を目指すとなると高い数値の最大HP、現在HPを下げる何らかの手段、魔法威力強化による回復量上昇など準備が大変になってしまう。
最終的にはスキル屋で回復威力を鍛えることになるのだが、消費SPが増えてしまうため装備等が揃っていない序盤の段階ではかえって回転効率が落ちてしまう。
チート屋での経験値増加へのポイント割り振り
ストーリー進行で解禁されるチート屋では、獲得できる経験値やお金などの入手倍率を増減し調整することが出来る。本格的にレベリングを始める際には各種パラメーターを調整し経験値増加率を上げていくことになる。
但しゲーム序盤は調整幅に制限がかかっており、調整幅はストーリー進行に合わせて広がっていくため、序盤やらなければいけないことはとにかくストーリーを進めていくこととなる。
攻略に詰まってしまったタイミングで本記事のレベリングを並行して行いつつまずはエンディングを目指していこう。
ストーリークリア後は後日談と修羅を進めていくことで、割り振りに使用できるCPを更に獲得出来る。
レベルを上げられるだけ上げた夜魔族
ディスガイア7ではキャラクターごとに撃破経験値が設定されており、その数値はヒールレベリングの際にも影響する。
初期から解放されている戦士や格闘家などよりゲーム後半で解禁されるユニット天使兵や機動戦姫などの方がヒールをかけた時の経験値が多くなるのだが、中でも異様に経験値が増加するのがエンプーサ、リリスなどの夜魔族。
夜魔族はストーリー4話ステージ5クリア後に解禁クエストが開放。
夜魔族開放クエストクリアに必要であるレアリティがレア以上のあやしい触手は、第3話、鰯(魚強)魔界への魔界観光で購入が出来る。
スカウト屋でキャラクターを作成する際にはこちらの到達最高レベルに合わせて最初からレベルが高い状態でスカウトすることが出来るため、ヒールレベリングの経験値が心許なくなった際にはキャラクターを削除し作成し直すこと。
なお、レベル99のキャラクターを撃破、もしくはレベル99のキャラクターに対してヒールを使用した場合にはレベル323の相手に対して撃破・回復をしたのと同等の経験値が手に入るため、序盤の目標はレベル99の夜魔族を8,9体確保することになる。
経験値増加系魔ビリティー
より効率を上げていくために、ヒールレベリングを行うキャラクターとヒール対象になる夜魔族にはいくつかの魔ビリティーを覚えさせておきたい。
育てたいキャラクターに必要な魔ビリティー
実際にヒールを使いながら育てていくキャラクターには獲得経験値を一定割合増やしてくれる[勉強好き]、[勤勉]、[ガリ勉]、[勉強マニア]、[学びの天才]を出来る限り習得。
[勉強好き]はスキル屋の魔ビリティー習得から。
[勤勉]は中級ガ邪ポン、[ガリ勉]は上級ガ邪ポン、[勉強マニア]は超級ガ邪ポン、[学びの天才]は魔神級ガ邪ポンから獲得可能。
勤勉、ガリ勉、勉強マニア、学びの天才はガ邪からの獲得となるため、どうしてもガチャ運に左右される。ガチャを回すためのポイントは、拠点の魔界病院での回復量に比例=レベルが上がることで自ずと大量獲得できるようになるため、手に入らなかった場合には粘ったりはせず一旦無視してレベリングを開始したほうが良い。
ヒール対象となる夜魔族に必要な魔ビリティー
ヒールをかけられる対象となる夜魔族には
- 隣接している味方ユニットの獲得経験値を増加させる[成長サポート]
- マップ上の味方ユニットの獲得経験値を増加させる[ハッピーソング]
を習得させておく。
ハッピーソングは実際にヒールレベリングで育てるキャラクターにも覚えさせておくこと。
[成長サポート]はスキル屋の秘伝書の作成メニューよりピリリカから引継。
[ハッピーソング]は氷棲族のクラス熟練度増加によりスキル屋で習得出来るようになる。
秘伝書作成を行うためには事前に暗酷技館で議題を可決させておく必要がある点に注意。
[ハッピーソング]も一から氷棲族を育てるのではなく、ヒール育成対象キャラクターのクラスを氷棲族に変更した上でヒールレベリングを実施、その後習得して秘伝書作成を行ってしまうのが手っ取り早い。
参考リンク:クラス熟練度の効率の良い稼ぎ方
下準備が出来たら2-2のレベリング開始
ある程度の準備が出来たら、まずは暗酷技館へ向かい経験値3倍の議題を通す。反対多数となっても約30,000HLの資金があれば誠意を見せるコマンドで議題を通すことが可能。
その後は育成したいキャラクターと夜魔族を連れてステージ2-2へ向かおう。
このステージではプチオークの後ろにあるジオシンボルを使うことで攻撃回数+1=二倍の効率でヒールをかけることが出来るため経験値獲得効率も二倍となる。
画像を参考にジオシンボルとレベリング対象キャラクター、夜魔族を配置したら後は毎ターン9マスヒールを掛け続けていこう。
ある程度レベルが上がると経験値の伸びが悪くなるため、適度なところで切り上げたら夜魔族を削除、高レベルで再雇用して魔ビリティーを覚えさせたらヒールレベリングの繰り返し。
夜魔族はレベル99、500、1000、3000、5000辺りで再雇用すると良い。
再雇用の際には再び魔ビリティーのために秘伝書を用意する必要があるが、ヒールレベリングを行っているだけで自然とマナも溜まっているはずだ。
これを繰り返している内に小一時間でレベル9999に到達する。
キャラクターが一人レベル9999に到達すると、レベル7999の夜魔族を雇用することが出来るようになる。その後はヒール使用キャラクターとまとめて新人教育部隊に夜魔族を所属させたうえでヒールレベリングを繰り返すと夜魔族8体のレベルも9999に届き効率が大幅に向上する。
慣れてきたら練武へ
事前に暗酷技館で議題を可決させておく必要はあるが、ある程度戦力が強化されたら2-2から練武1へと移る。
このマップでも同じ様に攻撃回数+1のジオシンボルが用意されている他、経験値増加のジオシンボルまで準備されているため2-2より効率の良いヒールレベリングが可能。
マップが狭く、ヒールレベリングをするまでの配置準備も2-2よりも簡単だが、敵のドラゴンが行動、反撃で戦闘が終了してしまう可能性がある。
ストーリークリア・修羅解禁へ
安定してレベルを9999まで上げられるようになるとその後の育成効率がかなり向上する。
まずはこのタイミングでストーリーをクリア、後日談を進めてエンドコンテンツである修羅界解禁を目指していこう。
修羅を進めていくとヒールレベリングよりも効率のより修羅練武レベリングが開始できるようになる。
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