初心者向けレジェンダリーパワー解説｜Diablo4

Diablo4の初心者に向けたプレシーズン現在におけるレジェンダリーパワーのシステム解説。
既にトーメントでアイテムを掘ってる慣れているプレイヤーにとってはあまり役に立たないかも。

はじめに

ビルドを組む上で欠かせないものが、各種装備部位ごとに一つだけ賦与できるレジェンダリーパワー。

汎用的に使えるものから、特定のスキルに特化したものまで様々な種類のものが用意されているが、ゲーム内TIPSがあまり充実していないため、仕様を理解するまでに慣れが必要。

本記事では、

• レジェンダリーパワーの仕様の解説
• 進行度別レジェンダリー装備の管理・活用方法
• レジェンダリー装備の厳選方法

についてを簡単に解説していきたい。

レジェンダリーパワーの仕様について

レジェンダリーパワーとは、名前の通りレアリティがレジェンダリーである装備に賦与されている能力のことを指す。
ステータス増強やダメージ+%等のAffixとは別枠なのが特徴だ。

レジェンダリーパワー付きの装備を手に入れるためには、

• レジェンダリー装備の直ドロップ
• 力の古文書or化身からの賦与

のどちらかとなるが、賦与するためのコストとしてレジェンダリー装備を分解した際に手に入る素材が必要になるため、結局のところはドロップ品のレジェンダリーを集めていくことになる。

力の古文書は各地のダンジョンをクリアすることで報酬として入手可能。
メニュー画面のコレクション欄からピンを立てることが出来るため、目当ての古文書はすぐに入手可能。

特定部位のレジェンダリーパワーは効果が増強

各種レジェンダリーパワーは、

• アミュレット枠だと効果が1.5倍に
• 両手武器枠だと効果が2倍に

増強される。

そのため無闇矢鱈にレジェンダリーパワーを賦与するのではなく、ビルドに合わせて特に強化したいレジェンダリーパワーを選定して賦与することが大事となる。

ゲーム序盤でのレジェンダリーパワー賦与時の注意点

またゲーム序盤から中盤にかけての装備を頻繁に交換しなければいけない時期はせっかく賦与した装備がすぐに使い物にならなくなってしまうことも多い。
序盤はレジェンダリーパワー抽出に必要な資金も、賦与にかかるコストも重いため、なるべく無駄が無いようにしたいところ。

そのためビルドのコアになるレジェンダリーパワーは装備の更新が置き辛いアミュレットや指輪（Affixが揃っていれば序盤の装備でも長く使用できる）、手袋（メイン使用するコアスキル+のAffixがついていれば長く使用可能）を活用していきたい。

化身の賦与は一度限り

レジェンダリーパワーを抽出し化身にすることで好きな装備にレジェンダリーパワーを移植することが出来るわけだが、化身に出来るのは一度限りという点には注意しよう。

レジェンダリーパワーを賦与して作った装備からは再抽出が出来なくなってしまうため、力の古文書が存在しない能力に関しては無駄遣いは厳禁。

なおダンジョンクリアで手に入れた力の古文書に関しては無限に使用出来るため、賦与コストに目を瞑れば多少雑に使ってしまっても問題ない。

また再抽出が出来ないだけで、別の化身・力の古文書を再賦与することは可能。

レジェンダリーパワーの可変域について

各種Affixと同様にレジェンダリーパワーにも上限下限の可変域が設定されている。
この可変域はオプション設定することで表示することが出来るようになるため、必ずオンにしておくこと。

力の古文書を使って賦与したレジェンダリーパワーは必ず可変域の値が最下限で設定されるため、とりあえずで使用する繋ぎの装備であれば問題ないが、最終品は高値を引いたレジェンダリー装備を化身に変えて賦与することになる。

進行度別レジェンダリー装備の管理・活用方法

ゲーム序盤・中盤・終盤とでレジェンダリー装備の入手確率が大きく違うため、進行度別のレジェンダリー装備の取捨選択方法を簡単に解説していく。

ゲーム序盤（レベル50まで）

この辺りではそもそもレジェンダリー装備自体をなかなか入手できないタイミング。
レベルの上がる速度も早く頻繁に装備を交換することになるため、拾ったレジェンダリー装備のアイテムパワーが今の装備よりも強いかどうかぐらいを基準にすれば良い。

このタイミングでは可変値の厳選もそれほど不要で、多少Affixが揃っていてレジェンダリーパワーが付いている装備よりも、アイテムパワーが高いレア装備の方が使い勝手が良い場面が多い。

この時点で使わない装備は今後使用することが来ることは考え辛いので、装備しない=分解コースで構わない。
但し、

• ビルドに使う予定のあるレジェンダリーパワーが付いている
• なおかつ可変値が高い

これらの要素を満たす装備は、レジェンダリーパワーを抽出して化身に変えて保管をしておこう。

先述したように装備の更新が置き辛い、指輪・アミュレット・手袋は長く使っていくことが出来る可能性が高いため、力の古文書を使用して最低限のビルド必須のレジェンダリーパワーを賦与しておくのが良い。
特にアミュレットは効果が1.5倍になるため、火力系のレジェンダリーパワーを積むとレベリングが快適になる。

ゲーム中盤（ワールドティア・ナイトメア）

このタイミングになるとヘルタイドの神秘箱やナイトメアダンジョンの攻略報酬等で安定してレジェンダリー装備の供給が出来るようになる。

レジェンダリー分解素材にも余裕が出来始めることであるため、だぶった化身はどんどん装備に賦与していき、ナイトメアの戦闘を楽にしていきたい。
但しこの後も上位ワールドティアが待ち構えている以上、ビルドに使用する能力かつ可変値が最大値であるものは化身のまま残しておくと良いかもしれない。

このタイミングになると『神聖』装備が手に入るようになるため、レジェンダリーパワーを賦与する際には注意。
通常のレア装備ではすぐに更新することになってしまうため、賦与するのであれば神聖装備一択となる。

ゲーム終盤（ワールドティア・トーメント）

更にレジェンダリー装備の供給量が増加する。

ナイトメアの時と同じく、このタイミングからは『祖霊』武器が入手可能となる。
以降レジェンダリー装備を賦与する際には祖霊装備一択となるので気をつけること。

このタイミングから装備を細かく厳選していくことになる。
レジェンダリー装備の供給量が増えているため多少は雑に使っても構わないが、ここでもビルドに使用する能力かつ可変値が最大値である化身は注意。
なるべくAffixが揃っている装備に賦与したいところ。
（この記事はプレシーズン時期に書いているものだが、今後上位ティアが追加されてもやることは同じ。）

レジェンダリー装備の厳選方法

結局のところどのレジェンダリー装備を残しておけば良いの？という話になる訳だけども、ビルドに使用するレジェンダリーパワーはビルドガイドに書かれていることが多いので、それに従って取捨選択をしていけばOK。

自分で考えた構成でプレイしている場合には、

• 火力がアップするレジェンダリーパワーは強い
• 耐久がアップするレジェンダリーパワーは強い

ぐらいの認識で選んでいけば良い。

抽出する装備と分解する装備の選別

大切なのがレジェンダリー装備を拾った時に抽出するもの・分解するものに分別するための知識。
基本的には以下の手順で選別していけば間違いはないと思う。

１．欲しかったレジェンダリーパワーかどうかをチェック

大前提として自分が使う予定の無いレジェンダリーパワー以外はどんどん砕いて素材にするべき。

レベリング段階では手に入れたレジェンダリーに合わせて一旦ビルドを組み替えて遊ぶと快適だったりするのだが、初心者であれば慣れない内はひたすらメインビルドに沿っていった方が混乱しないで済む。

２．可変値をチェック

まずチェックすべきはレジェンダリーパワーの可変値。
可変値が今装備しているものより高ければ、入れ替えるだけで能力が向上する。

特に可変値が最下限かつ力の古文書でも賦与できる能力だった場合には分解一択。
力の古文書で賦与しても最下限の数値は最低保証されているため、抽出にかかる費用が無駄になってしまう。

ワールドティアを上限まで上げて、早々に装備の更新が起きないような状況になったら最上限以外はどんどん分解していっても問題ない。

３．力の古文書が存在しないパワーかどうかをチェック

レジェンダリーパワーには、

• 力の古文書で賦与できる能力
• ドロップしたレジェンダリー装備からの抽出からでしか付与できない能力

の二種類が存在する。

例え可変値が最下限であったとしても、力の古文書では付けられない能力であれば化身として保管しておいても良い。

判別には以下のようなデータベースサイトを使うのが分かりやすい。
◯◯をクリアすることで解放～の行が書いていないレジェンダリーパワーがドロップオンリーのもの。