本記事はハクスラゲー、Path of Exileの初心者をターゲットにしたRighteous Fire(ライチャスファイヤー)を使用したビルドガイドの白マップ前後の金策編となる。
- アトラスツリーの振り分け
- エクスペディションの周り方
- トレードで販売できるアイテム
についてを解説している。
part.07 白マップ攻略編は以下を参照。
アトラスツリーを進めてマップ供給が安定したら…
前回は大枠の強化の指針とアトラスツリーでマップ供給を安定させるところまで解説をしたが、段々とティアの高いマップを回るに連れて単体相手の火力の低さが気になってきているはず。
ライチャスファイヤーは足を止めずに走り回るだけで敵を殲滅出来るため非常に稼ぎに向いているのだが、どうしても単体相手にはファイヤートラップのダメージに期待することになるため、他のビルドと比べるとDPSを稼ぎ辛い。
装備を変更していけばその問題も解決できるのだが、トレードで入手するにしても非常に高額なものが増えてくる頃合い。
そこで稼ぎに向いているライチャスファイヤーで、エンドコンテンツ中期を支える金策方法についてを解説していきたい。
ただし大前提としてあるていど価格帯が高くなるのはアイテムレベル75以上…
ティア8の黄マップを回れるだけの装備と能力が必要になるため、そこまでのビルドパワーがない場合には前回の記事を参考にビルドを強化しておきたい。
もしてティア14以上の赤マップを回れるようになれば更に稼ぐことが出来るようになる。
アトラスツリーでエクスペディション周りのノードを取得
まずは前回割り振っていったアトラスツリーの改良バージョンを以下のリンクに掲載。
前回伸ばしたものはそのままに、近い範囲のエクスペディション周りのノードを取得している。
内容を読んで欲しいノードがあれば自由に振り替えてもらっても問題ない。
スカラベを使用するようになれば上記構成からまた変更をすることになるのだが、
- スカラベって何…?
- トレードで仕入れるのが面倒
という人は上記ツリー通りでもある程度は稼げるようになるはず。
そもそもエクスペディションとは…?
エクスペディションとはPath of Exile 3.15のExpeditionリーグから追加されたコンテンツ。
ランダムでマップに出現する起爆装置から爆弾を仕掛けて宝箱や敵を採掘、箱の中身や敵からアイテムやアーティファクトと呼ばれる通貨を手に入れるのが目的となる。
壊すべきオブジェクト
まず壊すべきはレムナント。
レムナントは破壊する毎に、以降の爆破によって出現するモンスターに、上側のデメリット効果と下側のメリット効果を付与する。
つまりは後に出現する敵ほど強力なバフを持ち、なおかつドロップアイテムの期待値が高くなる。
貴重なアイテムをドロップするルーニックモンスターを爆発させる前になるべく良い報酬のレムナントを破壊するようにしたい。
一番優先度が高いのが以下の巨大な髑髏。
この髑髏を破壊するとルーニックモンスターが出現。
基本的にはこのルーニックモンスターが高値で売れる貴重なアイテムをドロップするため、レムナント以上に優先して爆破すること。
要は一言でいうとレムナントで報酬を強化して大量のルーニックモンスターを倒すだけ。
…なのだが、大量の敵や多くのデメリット効果が付いた敵の集団を相手にしなければならないため、ビルドによってはエクスペディションが辛いことも。
幸いにもライチャスファイヤーは得意な側。
レムナントに書かれている文言には特に注意
レムナントを爆破する際に気を付けなければいけないのは、この上側のデメリット効果。
特に以下の画像のように色が違うものは必ずチェックしておきたい。
この文字の色が違うレムナントは特定属性のダメージを無効化させるバフが付くという厄介なデメリット効果を持っている。
特にライチャスファイヤービルドは火属性ダメージに完全に依存しているため、何かの間違いで火耐性無効を引いてしまったが最後、エクスペディションのモンスターを倒す術がなくなってしまう。
ライチャスファイヤーは比較的苦手な効果は少ないが、
- モンスターは火ダメージに対して完全耐性を得る
- 4秒ごとにルーニックモンスターはライフの30%を1秒かけて自動回復する
この二つは避けたほうが良い。
戦闘時は絶対に止まらず、端から少しずつ倒していく
いくらタフなライチャスファイヤーと言えど、装備が揃うまではエクスペディションの敵集団に囲まれてしまえばあっという間に倒されてしまう。
常に止まらず、シールドチャージやフロストブリンクを使って、端に固まっている敵から倒していこう。
接敵したらインファーナルクライを使用すれば、爆破によって結構な数の敵を殲滅できるはず。
死亡リスクが高いコンテンツなので焦らずに回す…もしくはレベルが上った直後であれば死ぬ前提でまとめて倒していくのもあり。
狙うべきアイテム
一番の狙い目はエクスペディションログブック。
アイテムレベルや内容によって売れる金額が変化するが、一度に大きな収入を期待できるのがこれ。
そしてエクスペディション専用のカレンシーアイテムも悪くない。
- 左から二番目の、『異国のコイン』
- 一番右の『副葬品のメダリオン』
この二つはどれも高値で取引されている。
もちろん副産物として手に入る各種アイテムは一通り拾っておきたい。
アイテムフィルターをかけた上で表示されるアイテムはどれも何らかの理由で回収したほうが良いアイテムのため、合わせて持ち帰ろう。
手に入った報酬を他のプレイヤーに売却
手に入ったログブックやカレンシーは他のプレイヤーにトレードで売却をする。
プレミアムスタッシュタブを購入してゲーム内のシステムとして価格設定するのが一番楽だが、ゲーム内のトレードチャットを活用しても良い。
高値で売れるエクスペディションログブック
※価格帯の目安は2023年8月24日現在のもの。念のため値段は調べておいたほうが良い。
手に入ったエクスペディションログブックの全てが売れるわけではない。
大事なのは、
- エクスペディションログブックのアイテムレベル
- ログブックに書かれている地名
この二つだ。
『黒い鎌の傭兵団』の記載のあるログブックはアイテムレベルが多少低くてもそこそこの値段が付く。
アイテムレベル75以上なら、およそ混沌のオーブ20個前後。
アイテムレベル81以上なら、およそ混沌のオーブ40個前後で買い取ってくれる人が多い。
『太陽の騎士団』の記載のあるログブックはアイテムレベルが81以上だと高値で売ることが出来る。
アイテムレベル81以上なら、およそ混沌のオーブ60個前後で買い取ってくれる人が多い。
『杯の教団』の記載のあるログブックはあまり高値では売れない。
アイテムレベル81以上なら、およそ混沌のオーブ10個前後で買い取ってくれる人が多い。
『断たれた円環のドルイド』の記載しかないログブックは基本ほぼ売れない。
ただし手間はかかるが自前で回ってしまえば、混沌のオーブ数個分の報酬は箱から手に入る。
高値で売れるカレンシー
どのカレンシーもある程度の数を集めればまとめ買いしてくれる人はいるが、異国のコインと副葬品のメダリオンは高値で少数から買ってくれる人が多い。
相場は常に変化しているため、以下のリンクを参考にしながら相場を見て適正価格の値段をつけよう。
トレードを使わず自力で稼ぐ
こちらは改めてエクスペディションの解説記事にてガイドをまとめるつもりだが、トゥージェンの根切り交渉を回してトレードをせずに稼ぐ方法もある。
基本的には『黒い鎌の傭兵団』の記載のあるログブックを回してアーティファクトやカレンシーを稼ぎ、トゥージェンから価値の高いカレンシーアイテムのみ購入・リロールを繰り返していくだけ。
ダニグの両替を活用するために並行して『太陽の騎士団』のログブックも回していく。
エクスペディションの流れを理解すると収入の期待値はかなり高く、販売するよりも稼ぐことが出来るのだが、いかんせんトゥージェンとの交換に手間がかかるのがデメリット。
その代わりにトレードをせずとも自力で回すことが出来るため、トレードに抵抗感のある方は自分で全てを回してみても良いかもしれない。
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