Diablo4発売までに遊んでおきたいハクスラゲー6選

ディアブロ4ロゴ Diablo4

Diablo4のβテストもサーバーエラー以外は何事もなく終わり、発売までの残り二ヶ月を持て余している人達も多いのでは無いだろうか。

火の付いたハクスラ熱を冷ますには別のハクスラゲーを遊ぶしかない!ということで本記事ではDiablo4発売までの期間に是非とも遊んで欲しい6本のハクスラゲーを紹介していきたい。

そもそもDiablo4を楽しみにしている人は既に他のゲームもプレイ済みだとは思うが、もし未プレイのゲームがあったら是非とも遊んで見てほしい。

ハクスラ(ハック&スラッシュ)ゲーとは?

広義的な意味では、名前の通り「敵を叩いて切ってガンガン攻略していく」というタイプのゲームになるのが、今主にハクスラゲーとして扱われるジャンルのゲームはトレハン要素(ランダムで設定される能力の付いた装備を集めキャラクターを強くしていく要素)が含まれているものを指すことが多い。

良い装備を集めてダンジョンを周回し、強くなった装備の力でより高速でダンジョンを回す…
内容はシンプルながら段々と増えていくダメージ量を見るのが非常に面白い。

シーズン制とは?

シーズン制と呼ばれる期間限定のモードを導入しているゲームも多く、いっせーのせで皆レベル1かつ資産0からゲームをスタートし、レベルを競い合ったり用意された課題を攻略して報酬の衣装等のコスメティックアイテムの獲得を目指していく。
コスメはシーズンを跨いでの引き継ぎも出来るため終わりのないハクスラゲーというジャンルの中でも一つの目標となるのが個人的に好き。

何より、

  • 「今回のシーズンのシステムやアップデートが自分に合わないな…」
  • 「別の大作ゲームが忙しくてやる暇ないな…」

なんてときにはシーズンお休みしてその次シーズンから再び参戦!ということも出来るのが素晴らしい。

良い意味で最初のシーズン制を思いついた人は悪魔だと思う。

2023年4月 今遊んでおきたいハクスラゲー選

カジュアルなゲームで遊びたい

知識とプレイ時間が武器になるハクスラゲーではシステムを理解して本編ストーリーが終わってからが本番などと呼ばれるものが多い。
知っておかないといけない知識も多く、本番へのスタートラインに辿り着く前に脱落する人も少なからず居るはず。

そんな中でもカジュアルにシンプルに楽しめるハクスラゲーも存在する。

徐々に強くなるキャラクターと数字をニヤニヤしながら眺めることが出来る楽しさは変わらずのため、「まだハクスラゲー遊んだこと無いんだけど」という人はゲートウェイとして遊んでみてはいかがだろうか。

ディアブロ3

ディアブロ3 ロゴ

2023年4月現在、シーズン28『サンクチュアリの儀式』開幕中。

ハクスラゲーの金字塔ディアブロシリーズの第三作目、ディアブロ3
発売当初は本当にいろいろあったのだが、今では各種システムやバランスがカジュアル寄りに舵取りされ気楽に楽しむことが出来るハクスラゲーとなった。

ディアブロ2の欠点であったインベントリの整理も不要でビルド(習得しているスキル等の組み合わせ)の切り替えもシンプル。
装備が極まってくる最終盤までは一時間遊べばかなりの数の装備を更新できるため強くなっている感が実感しやすいのもポイント。

序盤は、全体を見ればそんなに強くないユニーク装備でも結構な戦力アップになるため、ユニークアイテムのドロップ音と茶柱(レアアイテムのエフェクト)が見えるたびに脳汁が出る感覚が最高。

デスペナルティも軽く気軽にハクスラ&トレハン出来るのは本当に魅力的。
ハクスラ入門ならこれを遊んでおけばほぼ間違いないと言い切ってしまって良い。

当時はスクウェア・エニックスがパブリッシャーを担当していたこともあってか、吹き替え付きの日本語訳があるのもありがたいところ。

マインクラフト ダンジョンズ

minecraft dungeons ロゴ

2023年3月のフリープレイに来ていたこともありPSユーザーの中には遊んだプレイヤーも多いであろうマインクラフト ダンジョンズ
ガワこそマイクラであるものの中身はしっかりとしたトレハン要素が備わったハクスラゲーだったため初見は面食らったものの、誰かに紹介するハクスラゲートウェイとしては非常にオススメ。
どうしても他のハクスラゲーは見た目から敬遠されることが多いので…

ビジュアルこそminecraftなのだが、画面はクォータービューかつ装備品に付くmodのシステムはどちらかというとハクスラ寄り。というよりminecraft要素は見た目や敵ぐらいしか無いかもしれない。

エンチャント枠、そこにランダムで付与されるエンチャントを厳選していくことになるのだが、付く能力が悪く言えばシンプル、良く言えば分かりやすいため、自作ビルド作成の難易度はかなりカジュアルで取っつきやすい。

シーズンごとにトロフィーが追加され獲得難易度も低めだったのが個人的には非常に嬉しいポイントだった。

Grim Dawn

Grim Dawn ロゴ

ディアブロ2ライクゲーだがシーズンの無い完全オフラインゲーであるGrim Dawn

後述するディアブロ2ベースのハクスラゲーではあるが、後発作品ということもありUIは分かりやすい。(星座はちょっとアレではあるが)
クラス固有のツリーを2クラス分習得してビルドを構築していくことが出来るのが特徴。
有志による日本語翻訳も出ておりプレイ時に英語に悩まされることもないうえ、日本語による情報も充実しているため、参考にしやすいビルドガイドも多い。

個人的に一番の特徴だと思うのが完全オフラインであること。
他のハクスラゲーにない大きな利点としてはゲームを改造する意味での各種modが充実していること。
大きなパッチで自分の遊んでいるビルドに手が入り弱体化することが多いハクスラゲーというジャンルだが、グリムドーンは自分の好きなように環境を構築し、延々と装備を掘っていくことが出来るのが大きな魅力だ。

欠点も同じ部分で、シーズン制でないがために定期的なラダーリセットによる気分一新が出来ないことか。
ともあれシーズンごとのリセットが苦手という方にとっては是非ともオススメしたい作品だ。

コアなハクスラゲーを遊びたい

もう既にいろいろなハクスラゲーを遊んでおり、高難易度かつよりやり込めるゲームを探しているならこれらのゲームに手を付けてみてはいかがだろうか。

ここでは二作品のタイトルを紹介するが、どちらもとにかく深く時間泥棒で面白い。睡眠時間を犠牲にし、手首が腱鞘炎になるまで遊び尽くすことが出来るが、ゲームを楽しむ上で求められる知識、経験、操作などとにかく様々なスキルが求められる点に注意。

ディアブロ2リザレクテッド

ディアブロ2 リザレクテッド

2023年4月現在、ラダーシーズン3開幕中。

多くのプレイヤーをハクスラ沼に突き落としていった名作、ディアブロ2のリメイク版がこのディアブロ2リザレクテッドだ。
当時のシステムはなるべくそのままに、一部UIが若干快適になって令和の世に蘇った。

ナンバリングタイトルであるものの、ディアブロ2と3は全くの別物なので人によって合う・合わないところがあるところには注意。

ビルドの構成面や選択肢、装備の厳選やmodの種類などなどとにかく考えなければいけないことが多く、出来ることが3より多い代わりにとにかく知識がない頃はとっつき辛いのが欠点。
ポイントの振り直しのコストを考えると最初からビルドを絞って育成しなければならず、気軽にビルドをスイッチできるディアブロ3と比べるとトライ&エラーはし辛い。
難易度も難しいものの、ビルドにハマるアイテムを拾った時の「よっしゃあ!」は圧倒的に3以上。

二桁年以上もファンを虜にしてきたゲームだけあってネット上に様々な情報が出回っているため、最初はビルドのガイドをまんま真似をして、少しずつゲーム知識を付けていくところから始めることになるだろう。
逆を言うと全て自分の知識だけで一から最後まで攻略をしていきたい、という人はとにかく覚悟をしなければいけない難易度。
その分アイテム堀りの楽しさ、ビルド構築の楽しさは2に分が上がる。

ただしどうしても元のゲームが古いゲームのためUI面やシステム面で辛い部分が多いことも。

Path of Exile

path of exile ロゴ

2023年4月8日、新リーグCrucible開幕。

一言で言うと開発であるGrinding Gear Gamesの送る『ぼくのかんがえたさいきょうのディアブロ2』がPath of Exile

スフィア盤を彷彿とさせる巨大なパッシブツリーでキャラクターを育成しつつ、ジェムと呼ばれるアイテムを組み合わせてスキルを強化していく。(マテリアのようなものだと思ってもらえれば)
とにかく育成・ビルド構築の部分がゲームの楽しさの主となっており、個人的にはディアブロ2以上の知識が必要になる。

ゲーム内にいわゆるお金はなく、装備に効果を付与する為の消費アイテムが通貨の代わりになっているところも面白いポイント。
常に経済が回っており、他のプレイヤーとのトレードを行い、自分が使わない装備を売却したり自分が欲しい装備を購入したりをすることになるが、逆を言うとトレードやアイテムの相場、ビルドの構築に様々な別サイトやツールを使うことになるため敷居は一番高いかもしれない。

Diablo2以上の豊富なアイテムmod、数々のアップデートを経て大量に追加されたコンテンツやエンドボスとやれることが多く、初見はとにかく怒涛の如く押し寄せるコンテンツに押しつぶされそうになるが、一番のポイントはこのコンテンツ量を誇るこのゲーム、プレイ料金が無料である。

やり込むにあたってスタッシュ(倉庫の枠)は買ったほうがQoLが上昇するが、少なくともエンドコンテンツ突入までは1円も払わずに遊ぶことが出来るため、とりあえず興味があるからでプレイできるのは他の作品にない魅力の一つ。

違うジャンルのハクスラゲーで遊びたい

いわゆるハクスラゲーと言えば見下ろし型のクォータービューで、ランダム生成されるマップをひたすら周回して…
とプレイフィールがほぼほぼ似ているのが最大のデメリット。

たまには気分を一新して違うジャンルで遊びたい…
でもどうせ遊ぶならトレハン要素で装備の厳選をしたい…
なんて人にはこんなゲームはどうだろうか。

仁王2

仁王2 ロゴ

戦国ハクスラゲー、仁王2

コーエーテクモが送る戦国時代を舞台にしたソウルライクゲー…と思いきや、エンディング後からは自分&敵がインフレしていくハクスラゲーに変化する。
国産ハクスラとしては要素として大事な部分を一通り揃えているゲームでもある。

馴染み深い戦国時代がベースになっているため、割りとスキップされがちなハクスラゲー本編ストーリーも楽しみつつ、お馴染みの舞台をソウルライクゲーなシステムで攻略していく。
数々のアップデートを経て、バランスの悪さ、凶悪なステージやボスが修正され非常に遊びやすいアクションゲームに変化した。

ベースがアクションゲームのため、プレイフィールは他のハクスラゲーと大きく異なる。
敵の無法なモーションやインフレしていく能力に対して、プレイヤー側も無法なアクションや強力な揃え効果によるインフレに対応していくことが出来ること、装備が揃う前でもアクションゲームのスキルで多少無理が効くのが面白いポイント。

個人的にプッシュしたいポイントとしては国産メーカーだけあって、カワイイ自キャラで遊べるハクスラゲーというところか。
どうしても各種ハクスラゲーはキャラデザが濃いため、そう言った意味でも日本人向きであるかもしれない。

前作である仁王もハクスラゲーとして楽しむことが出来るが2と比べるとUIに難があるため、ストーリーを追いかけたい等の理由でどちらも遊ぶ場合には必ず前作から触っておこう。

おわりに

正直言うと他にも遊んで欲しいゲームは沢山あり、ルートシューターである

  • ボーダランズシリーズ
  • DIVISIONシリーズ

や、ディアブロライクゲーである

  • トーチライト
  • Last Epoch

などなど。
昔まで遡れば

  • シャイニングフォースネオ
  • シャイニングフォースイクサ

等も含めて正直一生遊んでいられるのでは…?というゲームの数々が世に出ている。

どれか一つでもハマれば本当に多くの時間を溶かすことが出来るので、どれか一つでも気に入った作品があればディアブロ4までの二ヶ月間は正直あっという間だろう。

早く6月がやって来ますように…

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