2023年5月のプレイステーションプラスのフリープレイ対象になったのは、
- GRID Legends
- CHIVALRY2
- DESCENDERS
の三本。
本記事は今月のPSplusのフリープレイ対象ゲームの三本を一通り遊んだうえでのの簡易レビューとなる。
プレイするゲームに悩んでいる方の参考になれば幸いだ。
GRID Legends
GRID LEGENDSはCodemasters開発、Electronic Arts販売のレースゲーム。
グランツーリスモやForzaに代表されるモータースポーツゲームだ。
ドライビングシミュレーターを謳っているグランツーリスモと比較するとカジュアルなレースゲームとして設計されているのか、操作性に癖はない。
- リワインド機能
- 走行ラインの表示
などなど近年のレースゲームに標準実装されている仕様はそのまま実装。
リワインド機能は回数制限付きではあるものの、レース終盤でクラッシュした時などに巻き戻しをして再開できるためノンストレス。
各種コースは実際のサーキットから、各国の市街地を走るオリジナルコースも用意されている。
日本の奥多摩を舞台として峠でドリフト勝負も出来るようになっていたり至れり尽くせり。
ライティングの関係上、天候や時間帯によって見辛いコースがあるのが難点か。
現実にあるサーキットならまだしも、オリジナルコースだと道が分からずクラッシュしてしまうことが何度かあった。
あっさり目ではあるがストーリーモードも搭載、セネカというレーシングチームのドライバーになってチャンピオンシップの頂点を目指すことになる。
字幕にて日本語対応されているが、フォントの関係上非常に読み辛いこととかなりあっさり目。
The Crewを期待するとちょっとだけ肩透かしかも。
100台以上の車種が収録されており、国産車も実装されているが、好きな車を乗り回すより要所要所で用意された車に乗ることになるため、好きな車種を自由にカスタマイズして乗り回したいという人には合わない可能性あり。
メインコンテンツになるキャリアモードは良くも悪くもボリューミー。
300前後のレースプログラムが用意されており、トロコンのためには一通りのレースで勝つ必要があるが、レース参加条件を満たすためには車をアップグレードする必要があり、アップグレード条件はその車での走行距離数。
そのため所謂レベリング作業を強いられるポイントがあるため一気に遊ぼうとするとだれがちになるのが欠点か。
CHIVALRY2
CHIVALRY2はオンライン専用の対人戦争ゲーム。
中世を舞台にした最大64人の対人戦をチームで行うのだが、一言で言うと叫んで突っ込んで殴っての中世薩摩ゲー。
良くも悪くも大味なバランスで、地味に複雑な操作からのいろいろなアクション要素はあるものの、基本的には味方と一緒に数で攻めればどうにかなってしまう。
ではそれが欠点かというとここが面白いポイントで、頭を使わずに大暴れしては切り替えて次!と遊んでいけるため、お酒を飲んでダラダラ遊ぶにはかなり楽しめた。
普通に遊ぶ分にはボイスチャットもいらず気軽に叫んでは大暴れ出来るのが気楽で良い。
フリープレイ対象になったことによって、マッチングに苦労することもなく、まさに楽しむのであれば今が旬。
フリープレイ勢が多いのか環境が煮詰まっていないのもお祭りゲーとして遊べる理由かもしれない。
おそらく経験者であろうプレイヤーが大立ち回りしているのをたまに見るのだが、それでも数さえいれば制圧可能。
遠距離武器は扱いが難しく、近距離クラスで戦っていたら一方的に虐殺された、ということにはなり辛い。(反面こちらが弓を使ってもなかなか難しいところがあるが)
とは言えスキルのある熟練プレイヤーの弓スキルはとにかく相手にしたくないレベルで驚異のため、なんやかんやバランスは取られているのかも?
大勢の初心者プレイヤーがいることが面白さにつながっているため、ある意味ゲームとしての楽しさのピークが今かもしれないのが良くも悪くもと言ったところ。
各種トロフィーはカウント系のものが多く、トロコンを目指す人、フリープレイ前からプレイしておりまだトロコンで来ていない人はこの機に回収していきたい。
DESCENDERS
DESCENDERSはローグライトマウンテンバイクゲー。
ランダム生成されたステージからルートを選び、ミッションをクリアしながらダウンヒルに挑む。
各種トリックは強制ではなく、とにかくゴールまでたどり着けば良いのでルートから外れても問題なし。
とは言えローグライトゲーではあるので、残り体力が無くなってしまうと最初からやり直しにはなってしまう。
体力=残機なシステムで、転倒してしまうと残機を1失ってチェックポイントからのやり直しに。
各ステージはそれほど長くないため、1ステージごとのクリア時間はそれほどかからない。
極論ブレーキを掛けつつチンタラ進んでいくことも出来るため、大ジャンプを求められるボスステージ以外であれば、クリアするだけなら簡単な方。
更にボスステージで条件を満たすと以降は途中のステージからプレイが出来るようになる。
最終ステージはスルーできない崖ジャンプがあったりと難易度が高いため、全体通してのノーミスクリアトロフィーの獲得は大変そう。
惜しむべくはローグライトゲーのシビアさとダウンヒルゲーのトリックをキメる要素が微妙に噛み合っていないことか。
残機性で操作感も独特なので各種トリックをキメるのは地味にシビアな場面が多く、安定してクリアすることを目指すのであれば、各種トリック用の坂などはスルーした方が効率が良い場面も多い。
慣れてくると簡単なトリックであれば段々とこなせるようになるのだが、常にコースはランダム生成のため安定クリアのためにはやはり敢えて狙いに行くのも危険だったりする。
カジュアルさとシビアさが同居している不思議な印象を受けた。
とは言えフリープレイ枠として無料で遊ぶ分には特に気になることもなく。
トロコンを目指そうとすると若干の苦行感が出て来そう。
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