本記事では初心者プレイヤーを対象にPath of Exileのエンドコンテンツであるマップ・アトラス・アトラスツリーについてを解説している。
はじめに
こちらのライチャスファイヤーのガイドではエピローグからがスタート地点なんて話をしていたが、Steam実績を見る限りこのマップに辿り着けている人は全プレイヤーの内、約15%のプレイヤーのみ。
マップシステム開放まで進むことが出来た人は十分誇って良いと思う。
そして同時にその約15%のプレイヤーのプレイ時間の大半を占めるのがこのマップと呼ばれるエンドコンテンツだ。
本編以上に強い敵が出現し、本編以上のアイテムレベルのアイテムが手に入り、本編以上のエンドコンテンツボスが出現するこのマップシステムについて解説をしていこうと思う。
今回解説するのはマップシステムの基礎知識。
各種エンドコンテンツの先に居るボスなどについては改めて開設予定。
入場券となるマップアイテムについて
エンドコンテンツへ到達するまでの本編の間にこんなアイテムを拾っては居ないだろうか?
これがマップと呼ばれるアイテムで、ストーリークリア後のエンドコンテンツダンジョンへの入場券だと思ってもらえれば良い。
このアイテムをエピローグや隠れ家のマップデバイスに対して使用すると、そのマップへのポータルが6個生成される。
ポータルは一度使うと消滅してしまうため、1マップに付き残機が6つ貰えると思っておけば良い。
マップにはティア1~ティア16までのランクが分かれており、ティアが高ければ高いほど敵も強くなり、手に入るアイテムの質も高くなる。
マップの当面の目的は一通りのマップをクリアしつつ、ティア16のマップを安定して回れるようになることだと考えよう。
各マップの奥にはボスとなるユニークモンスターが配置されており、倒すことでそのマップをクリアしたことになる。
更に後述するが、マップを特定状態でクリアすることで『アトラスパッシブポイント』と呼ばれる第二のパッシブポイントを入手することが出来ることも覚えておきたい。
マップアイテムの入手方法について
マップには様々な入手方法があり、
- 敵やオブジェクトからのドロップ
- キラックからの購入
- ベンダーレシピ
- 他の人とのトレード
このあたりが一般的か。
敵からのドロップで入手する場合
これが一番オーソドックスな入手方法。
マップアイテムが欲しい場合には、基本的にはマップ内での敵からのドロップで入手することになるのだが、一つのマップで全てのマップが手に入るわけでない。
キーボードのGキーを叩くと、アトラス画面と呼ばれる地図が表示される。
最初は白紙だが、マップをクリアする度にクリアしたマップが記録されていき、少しずつ地図が完成していく。
そして改めて敵からのドロップで入手するマップなのだが、
- アトラス上で線が繋がっているマップ
- 一度でもクリアをしているマップ
これらがドロップの対象として選ばれるようになっている。
そのため未開拓のエリアと隣り合っているマップをプレイして、少しずつ 少しずつ開拓していくのが一般的な流れだ。
後述するアトラスツリーをマップドロップ系のノードに振っていけば、特に入手を考えなくてもマップの数を維持することが可能。
キラックから購入する場合
エピローグ、もしくはストーリークリア後の隠れ家にいる司令官キラックからもマップアイテムを購入することが出来る。
キラックが販売している商品はクリア済みのマップティアに応じて種類が変化するが、一度もクリアしていないマップを販売している可能性もある。
ティア1~6の白マップは購入費用も安いため、購入を検討するのは有り。
ベンダーレシピの利用
余った同じマップを同時に三個売却することで一つ上のティアのマップと交換できるベンダーレシピが存在する。
ドロップ入手の場合には、一度クリアした全てのマップがドロップテーブルの選択肢に並んでいくため、不要なマップアイテムが嵩張ってしまうぐらいなら、売却をして上位ティアのマップへ変換してしまおう。
マップアイテムのレアリティとアトラスパッシブポイント
マップアイテムには各種装備品と同じようにノーマル・マジック・レアのレアリティが存在する。
レアリティによってmodの数が違うのも同じなのだが、マップアイテムのmodが影響を及ぼすのは、
- 入手アイテム量&レアリティ上昇
- 出現する敵の数上昇
- 難易度上昇
の三点となる。
要はマップにランダムなデメリット効果を付けると、手に入るアイテムが良いものに変化すると思っておけば良い。
「変成のオーブや錬金術のオーブを使ってまで、マジック・レア化した方が良いの?」と聞かれることもあるが、間違いなくカレンシーアイテムを使ってでもmodを付加したほうが時間あたりの稼ぎは良くなるため積極的にクラフトして問題ない。
ただこのランダムに付与されるmodの中では稀に自分のビルドに取って致命的な物も存在する。
例えばライチャスファイヤービルドで言うのであれば、
- 自身の最大火属性耐性を減らすもの
- ライフ自動回復量が減少するもの
などは特に危険。
そう言ったmodが付加されてしまったら、カレンシーアイテムを使ってリロールしても良いが、それよりはベンダーレシピの材料にしてしまう方が効率が良い。
基本的にマップは高レア化してデメリット効果を付けたほうが稼ぎが良くなるが、クリアできなくては元も子もないためため注意しよう。
アトラスパッシブポイント入手の条件はレアリティ
先程『特定の条件を満たした状態でマップをクリアするとアトラスパッシブポイントがもらえる』ということを解説したが、ここで影響してくるのがマップのレアリティ。
マップティア | アトラスパッシブポイント入手条件 |
---|---|
白マップ(T1-5) | マップのレアリティをマジック以上にしてクリア |
黄マップ(T6-10) | マップのレアリティをレアにしてクリア |
赤マップ(T10-16) | マップのレアリティをレアにしてなおかつコラプトした状態でクリア |
上記条件を満たした状態でクリアすることで初めてアトラスパッシブポイントを得ることが出来る。
アトラスパッシブポイントはこれから説明するアトラスパッシブツリーの強化に必要になり、アトラスパッシブツリーを強化すると手に入るアイテムの質も向上するため、マップ攻略の目的は出来る限り多くのアトラスパッシブポイントを稼ぐことでもある。
アトラスパッシブツリーについて
既にエンドコンテンツ入りしている人はCtrl+G、それ以外の人は以下のリンクを見てもらうと分かりやすい。
アトラスパッシブツリーとは第二のパッシブツリーで、このツリーを進めていくことでマップ内のドロップ率やコンテンツを強化することが出来るスキルツリーとなっている。
- 手に入るマップアイテムのティアが一定確率で上位ティアのものに変化する
- 挑戦中のマップと隣接したマップの追加ドロップが発生する確率が上昇する
- マップドロップ時に一定確率で倍加する
といった、マップ攻略に向いているものや、
- 過去のリーグコンテンツの出現率をアップする
- 過去のリーグコンテンツの報酬を良くする
などの特定のコンテンツの強化が出来るようなスキルツリーだ。
ここは使っているビルドや自身がやりたいコンテンツにあわせて選択していけば良いので正解はないが、エンドコンテンツ序盤はマップ開拓に関連するものを取得していくのが鉄板か。
過去のリーグコンテンツ強化に関しては最終的な儲けだけを考えると鉄板コンテンツというものは出てくるものの、基本的には遊びたいコンテンツを強化していくほうが良いと思う。
ただしビルドによっては苦手とするコンテンツも存在するためそこには注意すること。
マスターミッションとキラックmodについて
マップデバイスでは、
- マスターミッション
- キラックmod
という二種類の機能を使用可能。
どちらも特定のコンテンツを呼び出すための機能で、基本的にはアトラスツリーで強化したコンテンツを選んで回していくと効率が良い。
マスターミッションとは
マップデバイスに横並びについている数字が書かれたボタンはマスターミッションと呼ばれる機能を使用する際に使うボタン。
左から順に、
- アイナー(ビーストの捕獲)
- アルバ(過去のヴァールテンプルへのインカージョン)
- ニコ(デルヴで使用する燃料のサルファイト)
- ジュン(シンジケートメンバーの出現)
という旧リーグコンテンツを呼び出すことが出来る。
ボタンに書かれている数字は使用可能回数であり、色が使用できるマップの色。
回数は毎日1ずつ追加される他、マップクリア時に一定確率でランダムなマスターミッションの数が+1されることがある。
右下はキラックのアトラスミッションとなっており、ランダムに提示されたマップを選んでプレイすることが出来るため、未クリアのマップ埋めに非常に便利。
キラックmodとは
マップデバイス上部ではコストとして混沌のオーブを使用してマップ内に特定コンテンツを出現させるキラックmodが選択可能。
選べるmodはリーグ毎に毎回変化する。
また、『幸運は勇者に微笑む』を選択すると低コストで現リーグに採用されているキラックmodの中からランダムで選ばれる。
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