Diablo4のレベル50以降の育成システム、パラゴンボードの初心者向けのアドバイスを掲載。
はじめに – パラゴンボードとは
Diablo4ではレベルが1上がるごとにスキルポイントを獲得、それをスキルに振り分けてキャラクターを強化していく。
しかしスキルポイントはレベル50で打ち止めで、以降は経験値を25%獲得する度に手に入るパラゴンポイントを消費してパラゴンボードという強化システムを使いさらなる強化をしていくことになる。
このパラゴンボードのシステム自体は非常にシンプルで、巨大なスフィア盤・ライセンスボードのようなものだと思えば良い。
Path of Exileをプレイしているとすぐにしっくり来るはず。
システム自体はシンプルではあるものの、どのノードを取得していくかなどの選択肢が広すぎるのがとにかく初心者殺し。
ビルドガイドにも取得例が乗っていたりするのだが、大抵全パラゴンポイントを取得した後のボードばかりで、レベリング途中の進行ルートは書かれてないものが多い。
そこで本記事ではレベリング過程ではどのような形にパラゴンボードを進めていけば良いのかを解説していこうと思う。
最低限知っておきたいパラゴンボードの知識
まず最低限知っておきたいシステム面の知識について解説をしていきたい。
既に知ってるという事であればこの項はスキップして問題ない。
振り直しは容易
スキルツリーと同様にパラゴンポイントの振り直しは容易。
もちろん相応のお金は必要になり、高レベルほど高価になるが、現実的な金額でパラゴンポイントの振り直しが出来るようになっている。
特にエンドゲーム序盤は0Gや1G程の低額で振り直しが出来るため、(失敗したな)と思ったら気軽に修正していこう。
グリフソケットに嵌めるグリフはドロップで入手
どのボードにも必ず一つのグリフソケットと呼ばれる穴が開いている。
ここには各種エンドコンテンツ中にドロップ品として手に入るグリフと呼ばれるアイテムをセットすることが出来る。
グリフをソケットに嵌めると通常のノードよりも強力な効果が得られる他、
- 特定範囲のステータス強化ノードに追加効果
- 範囲内の特定ステータスが一定以上で追加ボーナス発動
等の大きな恩恵を受けることが出来る。
手に入れたグリフは専用のインベントリに格納され、ナイトメアダンジョンをクリアすることで補正値や影響を与える範囲を強化可能。
グリフはナイトメアダンジョンを周回していればすぐに集まるため、まずは目当てのグリフを揃えるところがスタートライン。
追加のボードは回転可能
パラゴンボードの端にセットされているボードアタッチメントゲートというノードを取得すると、その先に別のパラゴンボードを接続することが出来る。
用意されている追加のパラゴンボードはクラス毎に様々な種類があり、大きな効果を持つレジェンダリー・ノードの内容で選んでいくことになるのだが、このボードを接続する際にはボードの回転が可能。
目当てのノードが近くなるようにセットすることも可能だし、グリフソケットの位置を知覚するために回転しても良し。
ビルドガイドにセットされているパラゴンボードは回転で位置調整をしているものも多いため、セットする前に必ず確認すること。
初心者に送るパラゴンボード進行ガイド
以上の知識を踏まえた上で、初心者向けのパラゴンボード進行ガイドを解説していきたい。
迷ったらビルドガイドをパクれ
大体のトップメタビルドのガイドではパラゴンボードの取得例も掲載されているものが多い。
レジェンダリーノードやグリフで追加される能力はビルドのコアになっているものも多いため、下手にオリジナリティを出すよりはパクってしまうのが安定。
これは初心者向けと言うよりプレイヤー全員に伝えたい所で、自分なりのビルドを考えるのであればレベル100になってからでも遅くない。
レベル100までの道のりの長さは、どれだけ早く敵を殲滅できるかにかかっているため、最初のうちは真似から入ること。
とにかくレジェンダリーノード・グリフソケットを目指せ
ビルドパワーを一番大きく変化させるのは、
- レジェンダリーノード
- グリフソケット
の二箇所。
次点で、
- レアノード
- マジックノード
となる。
基本的にノーマルノードはこれらに接続するための道でしかないため、パラゴンポイントにも上限がある以上、最低限の取得だけすれば良い、のだが……
目指すノードに届かない時には周囲のマジックノードを取得
ビルドガイドは全ポイントを振り分ける前提で構成が練られていることが多いため、レベリング途中の方針までは対応できていない場合が多かったりする。
その際に意識しておきたいのが、先に説明した振り直しが容易であること。
レジェンダリーノードやグリフソケットはノードのパワーは強いが、遠い位置に配置されている場合が多く、沢山のノーマルノードを経由しないと辿り着くことが出来ない。
それらのノードまで届く分のポイントが足りない場合には、一旦届く範囲のマジックノードを取得すること。
レジェンダリーノード程ではないが、レアノードやマジックノードから得られる強化値も決して弱くはない。
届かない道を繋ぐためにノーマルノードを取得するぐらいだったら、マジックノードを取得して当面のレベリングまでの間の強化に繋げるべきだ。
追加効果発動用のノーマルノードを取得
同じ理由で各ノードに付加されている『◯◯の能力値が一定以上で◯◯の効果発動』という効果を得るために一時的にノーマルノードを取得するのも悪くない。
ビルドガイドと全く同じ装備が手に入るとは限らない=装備のAffixで必要なステータスを稼いでいるビルドの場合は、装備が揃うまではノーマルノードでステータスを補う必要があるかもしれない。
最終的には各ノードへ繋げるためのノーマルノードの道を作る以上、必要能力値に達している場合が多いが、エンド序盤ではステータス不足で追加効果を発動できない場面も多い。
各種装備やリリスの祭壇で底上げも可能だが、それでも足りない場合には一時的に周囲のステータスノードを取得して補っていこう。
ノード取得の優先順位を付けること
以上を踏まえて大事なことはノードを取得する際の優先順位を付けること。
- レジェンダリーノード・グリフソケット
- 周囲のレアノード
- 周囲のマジックノード
- 追加効果発動のためのノーマルノード
ひとまずはこの順番で考えていけば問題はない。
レジェンダリーノードを優先してボードを進めていくが、取り切れるポイントが無い場合はレアノードを目指す。
レアノードまでのポイントが無い場合はマジックノードを…
という風に順々に取得していき、レベルアップなどでポイントが溜まり次第振り直して進めていくのが基本的な流れとなる。
グリフ強化はレベル15を目標に
ナイトメアダンジョンクリアでのグリフ強化もビルドパワーに大きな影響を与える。
効果ボーナス増加も大きいのだが、何より大きな影響を与えるのが範囲。
グリフには
- 周囲◯マス以内の特定ステータスノードに追加ボーナス
- 周囲◯マス以内のレア・マジックノードの効果をX%増加
等の特定範囲に影響を与える効果を持っているのだが、この範囲はグリフのレベルが一定値になることで広がっていく。
レベル15まで育てると範囲が一段階増加するため、まずはここを目指していこう。
まずは一つレベル15まで育て上げれば、これだけでかなりのボーナス増加に繋がる=より早くナイトメアダンジョンを攻略できるようになる=より早くグリフのレベル上げが完了する、と良いことばかり。
使うグリフを取捨選択し、絞り込んで育てていくこと。
終わりに
改めて初心者プレイヤーに伝えたいことは、パラゴンボードで大事なのはビルドが完成するまでの過程でのアドリブ力ということ。
最終的な完成形はビルドガイドをそのまま真似すれば良く、極論全く同じ形で作っていくだけでも問題はない。
本記事のガイドを頭に入れておくとその過程の育成が若干楽になるよ、というものなので。
とにかく振り直しは容易なので、思ったように噛み合わなかったら一度崩せばいいだけ。
気楽にアドリブで考えて割り振りをしていって問題ない。
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