イースX -ノーディクス-のプレイ初日の感想・レビューを紹介したプレイ記録。
はじめに
2023年秋はゲームラッシュが続く。
ウォーロンのDLCにサイバーパンク2077のDLC、アサシンクリードミラージュにForza motorsports、スパイダーマン2にメタルギアソリッドマスターコレクションとアランウェイク2にスターオーシャンetcとにかく間髪を入れずに色々な作品が発売される。
プレイを予定しているものは他にもあるのだが、ひとまずはDLCじゃなくて新作を遊びたかったので本日発売のイースXをトロコン目指してプレイすることにした。
タイトル画面から漂うPS2時代のちょっとアレなゲーム感がちょっと気になったのだが、本編は大丈夫だと信じたい。
オープニングを見てると『エステリアを経った後』ということでどうやらイース2の後、4の前のお話の様子。
フレア先生懐かしいなぁと思いつつゲームを進めていく。
最近はAAAタイトルが多かったので、この1,2世代前のグラフィック感が懐かしい…。
まだトロフィー一覧は見ていないのだが、おそらく図鑑コンプリート系とナイトメアクリアトロフィーはあると予想。
そうなると期間限定要素が多い日誌系を埋めるのが一周目だとしんどそうなので、
- 一周目を適当にプレイ
- 二週目で収集要素回収&ナイトメアでプレイ
の方針で遊んでいくことに。
旧作通りと変わらないアクション操作感
オープニングで本作の現地妻候補?率いる海賊に襲われて戦闘のチュートリアルに。
操作方法にまだ慣れないところがあるが、アクション感は旧作通りか。
キーコンフィグは自由に設定できるのでそこは一安心。
オープニングから30分もしない内にスキルが開放。
この熟練度システムも含めて従来通り。
本作独自の要素としてはコンビモードと言うヒロイン?カージャとの連携攻撃。
特定のボタンを押している間は一緒に連携攻撃が可能になり、相手の強力な攻撃もガード可能になるほか、専用のスキルを使用可能に。
アドル、カージャ、コンビ状態の同時に3キャラを操作しているようなイメージとなる。
ガードじゃないと防げない攻撃、回避(ダッシュ)じゃないと避けられない攻撃があるが予兆で判別可能。
ガード自体の判定は緩く敵の攻撃をガードするとコンビスキルのダメージ倍率が増加するので基本はガードメインで戦うのが楽か。
スキル多用&フラッシュカードで無双アクション出来た旧作と比べると、アクション要素は強化されている。
中型以上の相手やボス戦は、割とターン制アクションバトルになっておりジャストガードからの反撃がテンポよく楽しい。
定期的に敵の障壁が復活してうぎゃー!となるのだが、それ込みの戦闘バランスにはなっているのかなと言うところ。
バトルアクションには大きな不満はなく、これまで通りの水準を期待して良さそう。
操作・UI周りに若干の難あり?
冒頭一時間ほどで最初の灯台ダンジョン辺りで一通りのアクションが開放されるがどうにも初期キーコンフィグだと操作がしっくり来ない。
なんとなく全体的にボタンがとっ散らかっているような…?
気になったのは各種操作方法だけでなく細々としたUI周りも。
プレイ出来ない!というレベルではないのだが、どうにもメニュー等のインターフェースが使いにくい気がする。
ボタン設定はコンフィグで調整できるものの、もちろんUI周りはどうしようもないのがむむむ…と言ったところ。
例えば宝箱を開くのもボタン長押しなのだが、これもただ押すだけじゃダメだったのかなぁと。
全体的に直感的な操作がし辛いのが気になるところ。
慣れてないだけ、もしくは老いかもしれないけど。
所謂操作周りのQoL面について話すと船による海上移動の遅さなども気になるところ。
ダッシュが出来るのも数秒に一回なのでとにかく遅く、何もない大海原をぼーっとしているのがなかなかにしんどい。
海戦があるのでこんな仕様になっているとは思うんだけども、その海戦が面白いかと言うとそれほど……
船は強化できるので終盤までに快適になっていればいいなぁ。
ただUI周りには良くなった部分もあり、まだ会話していないNPCがマーカー・ミニマップの色で分かるようになったのは非常に嬉しいポイント。
これは軌跡シリーズにも逆輸入して欲しいところ。
またPS版だが、各種ロードは全く気にならず常時60FPSを維持できているのも嬉しい部分。
同量はswitch版を購入していたが、流石にPS5と比べるとロード時間には差があった。
とは言え気にならないレベルかなこれなら。
シリーズファンは買って間違いなさそう
グラフィックや演出などのいつもの日本ファルコムらしさが気にならないシリーズファンなら基本購入しても間違いはない。
ただ戦闘のテンポが従来……特に直近の8,9とはかなり変化しており良くも悪くも慣れるまでは時間がかかりそう。
と言うよりまだ慣れてない。
イース2の後の話なので、ストーリー中には当時のNPCが登場したり『嵐の結界』などの懐かしいワードが飛び出してくる。
旧作をプレイしていなくてもストーリー上問題はないが、知ってるとちょっとだけニヤッと出来るかもしれない。
とは言え各作品独立したストーリーなので、旧作のプレイが必須ということはないのでそこは安心を。
一方でイースは作品名は知ってるけどまだプレイしたことない、という人は先に比較的シンプルなイース8をプレイして肌感覚に合うかを確かめてみた方が良いかもしれない。
全体的なバランスや、前作以上に出来ることが増えた!感は8,9がやっぱり強かったなぁという感想。
ちょっと10の新要素は現状とっつき辛いかも。
昔から続いてるメーカーで良くも悪くも作品は安定しているが、AAAタイトルレベルの美麗グラフィック!等とは無縁のメーカーなので、初プレイの人はそこも注意かもしれない。
舞台がほぼ同じアサシンクリードヴァルハラを新作の予習のため再プレイしていたこともあって余計にグラが気になるはめになってしまった…。
ゲームのボリュームはトロフィーリストの隠しトロフィーを見る限りおそらく全10部程だろうか。
新作ラッシュに間に合いますように。
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