Diablo4のシーズン前アップデートを経た今なお強いドルイドの竜巻ビルド。
シーズン1厄災のマリグナントでもそのまま使えそうということで、シーズン1のスタータービルドにはこれを選ぶことにした。
マリグナントの心臓が無くてもある程度強さが担保されているのが大きく、心臓のドロップ運で悩む必要が無さそうだなぁというのが選択した理由。
自分が使っていたビルドを紹介されていたビルドに組み直したらDPSが向上したので、大元のビルドを翻訳しながら紹介していきたい。
はじめに
ドルイドの人狼竜巻ビルドは広いAoEかつ単体DPSが高いうえ、操作が簡単なのが魅力。
とにかく足が遅いことと、特定のギアに大きく依存をするうえ、幸運の一撃を盛らないといけないので本領を発揮できるのはエンドゲームからという弱点があるものの、それを補うほどのビルドパワーが未だに高いのが特徴となる。
ドルイドはアーリーゲームは若干苦手で本領を発揮するのはワールドティアナイトメア以降。
そのため本記事ではレベル50までのレベリングビルドとレベル51以降のエンドゲームビルドを併せて紹介していく。
竜巻ドルイドレベリングビルド
レベル1から50までの期間が一番ドルイドにとっての鬼門となる。
ここはコアスキルである竜巻をメインスキルとして立ち回っていく。
竜巻は(激怒)を選択。
ダメージを与えつつ、脆弱状態を付与できるためDPSの向上を図ることが可能。
特定の化身が無いとトルネードの効果範囲がランダムであることから狙った相手にダメージを集中させ辛いのが弱点。
レベリング時のスキルセットアップ
使用するアクティブスキルは、
- [基本]嵐の一撃(狂乱)
- [コア]竜巻(激怒)
- [防御]大地の護り(保護)
- [使い魔]狼の群れ(獰猛)
- [憤怒]暴風(天然)
- [憤怒]突進
を採用し、コアスキル竜巻のみスキルランク5まで強化する。。
パッシブスキルは、
- [コア]野生の魂 1/3
- [コア]豊穣 3/3
- [コア]荒れ狂う衝動 3/3
- [コア]捕食者の本能 3/3
- [使い魔]大自然の災い 3/3
- [憤怒]電撃増強 3/3
- [憤怒]終わりなき大嵐 3/3
- [奥義]自然の怒り 3/3
- [奥義]生命の輪 3/3
- [奥義]共鳴 3/3
- [奥義]防御の構え 3/3
- [奥義]大自然の決意 3/3
- [奥義]抑制知らず 3/3
- [重要パッシブ]恐るべき嵐
以上を取得する。
スキル強化の流れとしては、
- 嵐の一撃を(強化)まで習得・強化
- 竜巻を(激怒)まで習得・強化
- 嵐の一撃を(狂乱)まで強化
- 竜巻のスキルランクを最大まで強化
- 大地の護り習得
- パッシブ・[使い魔]大自然の災いを3/3まで強化
- 狼の群れ習得
- 大地の護りを(強化)まで強化
- 突進
- 暴風を(天然)まで強化
これで一通りのアクティブスキルが揃うことになる。
以降はパッシブをメインに強化していき、
- パッシブ・[憤怒]電撃増強を3/3まで強化
- パッシブ・[奥義]自然の怒りを3/3まで強化
- パッシブ・[奥義]生命の輪を3/3まで強化
- パッシブ・[奥義]共鳴を3/3まで強化
- パッシブ・[コア]野生の魂を1/3まで習得
- 重要パッシブ・恐るべき嵐を習得
ここまで強化することでプライマルリソースの管理がかなり楽になり竜巻を連打できるようになってくる。
以降は、
- パッシブ・[コア]荒れ狂う衝動を3/3まで強化
- パッシブ・[コア]豊穣を3/3まで強化
- 大地の護りを(保護)まで強化
- 狼の群れを(獰猛)まで強化
- パッシブ・[憤怒]終わりなき大嵐を3/3まで強化
- パッシブ・[奥義]防御の構えを3/3まで強化
- パッシブ・[奥義]大自然の決意を3/3まで強化
- パッシブ・[コア]捕食者の本能を3/3まで強化
- パッシブ・[奥義]抑制知らずを3/3まで強化
以上でスキルセットアップが完了となる。
レベリング時の精霊の恩恵
レベル15になったらすぐに専用クエストを終わらせて、精霊の恩恵を開放すること。
精霊の恩恵は、
- 鷲・猛禽の憤怒
- 狼・活性化
- 鹿・警戒心
- 蛇・この段階だと効果は薄いので適当に
- 鷲・急降下攻撃
を習得。
この時点だと蛇の恩恵は不要。
適当に飛ばして急降下攻撃の習得を急ぐ。
レベリング時のギア更新
レベル40ぐらいまではアイテムパワーがより高いものへと乗り越えていくだけで基本的には問題ない。
但しスキルランク+が付いている手袋、アミュレット、指輪に関してはアイテムパワーよりもAffixを優先したい。
レベリング中でも意識したほうが良いのは、
- 兜:クールダウン短縮
- 手袋:竜巻のスキルランクプラス、クリティカル確率
- 靴:移動速度アップ、消費リソース減少
- アミュレット:移動速度アップ、消費リソース減少
- 指輪:クリティカル確率
このあたりのAffixが付いている装備は長く使っていくことが出来る。
また複数ドロップするマリグナントの心臓は適宜付け替えて言って問題ない。
レベリング時に手に入るマリグナントの心臓はどれも入手難易度低いものなので、雑に付けて防御力を高めよう。
レベリング時のレジェンダリーパワーと力の古文書
レベリング中は装備交換……特に武器や鎧は頻繁に装備を取り替えることになるため、レジェンダリーパワーの賦与は厳禁なのだが、アイテムパワーが低い装備は素材も安いので、レア素材で賦与出来る段階であればどんどん行って良い。
更新が発生しにくい、手袋・アミュレット・指輪を強化していくこと。
確保しておきたい力の古文書は、
- 黒点を司る化身(リソース回復):乾きの平原・王者の死
- 急速の化身(攻撃速度UP):乾きの平原・埋められた広間
- 羊飼いの化身(使い魔毎にダメUP):乾きの平原・血濡れの岩山
- 奇石の化身(大地の護り強化):乾きの平原・封印されし書庫
- エッジマスターの化身(ダメUP):スコスグレン・古石場
- 期待の化身(基本スキルでコアスキルのダメUP):スコスグレン・深き根
上記五種類。
入手しておきたいレジェンダリーパワーは、
- 嵐を追う者の化身:竜巻がホーミング
- 加速の化身:コアスキルクリティカルで攻撃速度UP
- 慢心の化身:障壁発動中ダメージ増加(奇石の化身と組み合わせて使用)
これら三種類。
運良く入手することが出来れば、その時点で火力が一回り上昇する。
これらのレジェンダリーパワーが無くても十分な火力が確保できているのであれば、嵐を追う者と加速の二つはエンドゲームビルドにも使用するため温存しておきたい。
とは言え温存しておくよりは手袋・アミュレット・指輪に付けてしまったほうがレベリング効率が遥かに上昇するため、その時点での火力と要相談。
エンドゲームビルドへの切り替えタイミング
基本はワールドティアナイトメアまではこのままのビルドで問題ない。
適切にスキルを割り振り、最低限上記に紹介したレジェンダリーパワーが揃っていれば、ナイトメアまでは割りと余裕を持って戦っていけるはず。
エンドゲームビルドへ切り替えるには、特定のユニーク装備が欲しいところ。
また、いくつかのレジェンダリーパワーも確保しておきたい。
それまではこのレベリングビルドで周回すること。
必要なユニークアイテムは、
- ユニーク兜『大嵐の咆哮』必須
- ユニークズボン『向う見ず』あると嬉しい
上記ニ種類。
向う見ずはあれば非常に便利なのだが、大嵐の咆哮さえあればビルドのチェンジが可能。
力の古文書は、レベリングビルドで集めたものに加えて、
- サイクロンフォースの化身(旋風の護り強化):ケジスタン・崩れた宝物庫
- ゴーストウォーカーの化身(抑圧不可時移動UP):スコスグレン・破られた防塁
- ナイトハウラーの化身(血の咆哮強化):破砕山脈・禁じられた都市
- 報復の化身(強化バフの割当でコアスキルダメUP):乾きの平原・海辺の下降
- 腕力の化身(基本スキルでダメージ減少バフ):乾きの平原・暗き渓谷
- 不服従の化身(ダメージを受けると防御力UP):ケジスタン・忌まわしき者の広間
以上を回収。
レジェンダリーパワーは、先述した、
- 嵐を追う者の化身:竜巻がホーミング
- 加速の化身:コアスキルクリティカルで攻撃速度UP
のニ種類に加え、
- ダイアウルフの化身:灰色熊の憤怒で人狼に変化
- 慢心の化身:障壁発動中ダメージ増加(奇石の化身と組み合わせて使用)
- 暴走する人獣の化身:灰色熊の憤怒強化
以上のレジェンダリーパワーを確保しておくこと。
これらが一通り揃ったタイミングでビルドをエンドゲームビルドへと切り替えていく。
人狼竜巻ドルイドエンドゲームビルド
必須ユニークと各種レジェンダリーパワーが揃った段階でこちらのエンドゲームビルドに切り替えていく。
灰色熊の憤怒を使用して人狼化してから接敵して戦っていくスタイル。
基本的に竜巻を駆使しながら戦い、強敵相手には各種バフや暴風を使って受けるダメージを軽減していくというシンプルな構成。
エンドゲームでのスキルセットアップ
使用するアクティブスキルは、
- [基本]嵐の一撃(狂乱)
- [コア]竜巻(激怒)
- [防御]旋風の護り(保護)
- [防御]血の咆哮(保護)
- [憤怒]暴風(野生)
- [奥義]灰色熊の憤怒(上級)
を採用し、コアスキル竜巻のみスキルランク5まで強化する。
パッシブスキルは、
- [コア]野生の魂 1/3
- [コア]荒れ狂う衝動 3/3
- [コア]捕食者の本能 3/3
- [コア]人狼の足どり 3/3
- [防御]祖霊の忍耐力 1/3
- [防御]警戒 3/3
- [憤怒]電撃増強 1/3
- [憤怒]神経毒 1/3
- [憤怒]狼の毒爪 1/3
- [憤怒]猛毒付与 3/3
- [奥義]自然の怒り 3/3
- [奥義]生命の輪 3/3
- [奥義]共鳴 3/3
- [奥義]防御の構え 3/3
- [奥義]大自然の決意 3/3
- [重要パッシブ]恐るべき嵐
以上、この様な形でリスペック。
エンドゲームでの精霊の恩恵
精霊の恩恵もビルド変更に合わせて入れ替えていく。
ここでは、
- 鹿・警戒心
- 鷲・急降下攻撃
- 狼・災禍
- 蛇・嵐の前の静けさ
- 蛇・自虐的
を習得。
パラゴンボードの選択
このパラゴンボードに関しては自分がこねくり回したものよりも、ビルドガイドを真似した方が強かったので、改めてリンクを掲載。
抑えておきたいポイントとしては、途中で何度か振り直しをしていること。
パラゴンポイントが一定以上溜まったら適宜振り直しをしていくこと。
使用するパラゴンボードとグリフは、
- スタート / 人狼
- 精霊の導き / 精神力
- 虐殺欲求 / 不屈
- 雷雲 / 大地と空
- 締殺のつる草 / 搾取
- 高まりし悪意
各グリフは範囲を広めるため、それぞれを強化していきそれぞれレベル15を目指す。
その後はナイトメアダンジョンの周回を繰り返し、それぞれを最大のレベルまで上昇させていくいつもの流れ。
グリフの強化優先度は、レベル15に到達するまでは、
- 不屈
- 搾取
- 人狼
- 精神力
- 大地と空
の順番で強化。
それ以降は、
- 人狼
- 搾取
- 精神力
- 不屈
- 大地と空
の順番で最大レベルを目指す。
エンドゲームのユニークアイテム・レジェンダリーパワー選択
兜にはユニーク兜である『大嵐の咆哮』セット。
残る部位にはそれぞれ、
- メインハンド:報復の化身
- オフハンド:暴走する人獣の化身
- 鎧:腕力の化身
- 手袋:嵐を追う者の化身
- 靴:ゴーストウォーカーの化身
- アミュレット:ダイアウルフの化身
- 指輪:ナイトハウラーの化身、急速の化身
を選択。
装備の優先Affix
各種装備毎の優先したいAffix。
兜はユニーク装備が最優先、繋ぎの兜を装備している場合には以下を参照のこと。
装備スロット | 優先Affix・ステータス |
---|---|
メインハンド(片手斧) | 1.DPSが高いもの 2.脆弱ダメージ 3.コアスキルダメージ 4.意志力 5.全ステータス 6.◯◯状態時ダメージ |
オフハンド | 1.DPSが高いもの 2.クールダウン減少 3.幸運の一撃確率 4.クリティカル率 5.強化時のダメージ減少 6.毒状態の敵からダメージ減少 |
兜 | 1.クールダウン減少 2.最大ライフ 3.防御力上昇 4.意志力 5.攻撃速度 |
鎧 | 1.強化中のダメージ減少 2.操作障害状態の敵からダメージ減少 3.遠距離の敵からダメージ減少 4.毒状態の敵からダメージ減少 5.最大ライフ 6.防御力上昇 7.意志力 |
手袋 | 1.竜巻のスキルランク 2.攻撃速度 3.幸運の一撃確率 4.クリティカル確率 5.意志力 |
ズボン | 1.強化中のダメージ減少 2.操作障害状態の敵からダメージ減少 3.遠距離の敵からダメージ減少 4.毒状態の敵からダメージ減少 5.最大ライフ 6.防御力上昇 7.意志力 |
靴 | 1.移動速度 2.エリート撃破後移動速度UP 3.負傷時のダメージ減少 4.人狼時の防御上昇 5.回避確率 6.意志力 |
アミュレット | 1.猛毒付与のスキルランク 2.クールダウン減少 3.精神力コスト減少 4.毒状態の敵からダメージ減少 5.操作障害状態の敵からダメージ減少 6.強化中のダメージ減少 7.遠距離の敵からダメージ減少 8.大自然の災いのスキルランク 9.自然の怒りのスキルランク |
指輪 | 1.幸運の一撃確率 2.脆弱ダメージ 3.クリティカル確率 4.最大ライフ 5.操作障害の敵へのダメージ 6.スロウ中の敵へのダメージ 7.物理ダメージ 8.クリティカルダメージ 9.人狼スキルのクリティカルダメージ |
エンドゲームの宝石・マリグナントの心臓の選択
各種宝石は、
- 武器:エメラルド
- 防具:サファイア
- アクセサリー:頭蓋骨
を選択。
マリグナントの心臓は、どれもプラス効果が大きいが、
- 抑制されざる獣の(激怒のマリグナント):スタン凍結ノックダウン時に[40-60]%で灰色熊の憤怒が発動
- 容赦なき力の(邪悪のマリグナント):奥義スキル発動中、最大[30-50]体の遠距離の敵が自分に引き寄せられる
この二種が相性が良い。
容赦なき力の~は結構な頻度で入手できるので、在庫に困ることはないと思うが、抑制されざる獣の~はワールドティア4以降のドロップとなる点に注意。
コメント