本記事では崩壊スターレイル、初心者・無課金プレイヤー向けのヴェルトビルドガイドだ。
ゲームバージョンはver.1.Xを想定している。
キャラクターの特徴について
崩壊スターレイルの星5キャラの一人であるヴェルト。
サービスイン時点で唯一の虚数属性であり、スターシステムを採用しているこのゲームの中で崩壊3rdから本人としてゲスト出演するという変わった立ち位置のキャラクター。
デバッファーではあるものの、性能としては巡狩程ではないもののある程度の攻撃も可能。
どちらかというと壊滅キャラの様なバランスアタッカー運用も出来る万能キャラクター。
ヴェルトの戦闘スキル・必殺技・天賦・秘技について
ヴェルトの運命(ロール)は虚無だが、デバフだけでなく攻撃もそこそここなせるのが魅力。
とはいえ運用していくのであれば強力な速度デバフを活かす構成にするのがベター。
戦闘スキル:虚空断界
ヴェルトの戦闘スキル『虚空断界』は敵単体への虚数属性ダメージ攻撃スキル。
2ヒットするスキルで、ヒット時にランダムな敵単体に攻撃がバウンドするため、実ダメージ以上に靭性削り能力が高い。
更には攻撃ヒット時に一定確率で敵の速度を2ターンの間-10%するデバフ効果も持つ。
戦闘スキルの状態異常基礎確率は軌跡強化で上昇していくのも嬉しい仕様。
初期も65%と高めだが、最大強化で73%までアップする。
必殺技:疑似ブラックホール
ヴェルトの必殺技『疑似ブラックホール』は敵全体への虚数属性ダメージと速度減少兼行動遅延効果を持つデバフ『禁錮』を付与するヴェルトの要となる効果を持つ。
禁錮は速度が-10%されたうえで、敵の行動順を一定量遅延する効果をがあり、軌跡レベル1時点で32%の遅延、最大で39%の遅延効果を与える。
相手の行動を遅らせる=こちらの手数が増えることに繋がるわけで、ヒーラーやタンクの負担も減り、戦闘時間も短縮される良いこと尽くし。
戦闘スキルと違い、必殺技はデバフ付与の基礎確率は軌跡レベルで成長しないものの、初期値が100%と高い数値となっている。
ヴェルトの軌跡開放による追加能力は必殺技強化効果が多く、
- 必殺技発動時に、100%の基礎確率で敵の被ダメージ12%上昇デバフを2ターン付与
- 必殺技発動時にEPを10回復
という能力が追加されるため、使い勝手が更に上昇する。
天賦:時空の歪み
ヴェルトの天賦『時空の歪み』は減速状態の敵にヴェルトが攻撃した際に、ヴェルトの攻撃力を参照して追加の虚数属性ダメージを追加するという効果。
減速効果は先述したようにヴェルトの戦闘スキルと必殺技で付与できるため、ヴェルト一人で自己完結しているのが使いやすい。
秘儀:画地為牢
ヴェルトの秘技『画地為牢』は少々複雑な効果を持つが、一言で言うならば『禁錮』状態のデバフを掛けたうえで戦闘を開始できる効果を持っている秘儀。
この秘技を使用すると15秒持続する領域が展開され、領域内の敵シンボルの動きが遅くなる。
この領域内にいる敵と戦闘を行うと、100%の基礎確率で敵を『禁錮』状態にして戦闘を開始できる。
この秘技による禁錮効果は行動順の20%遅延と速度減少-10%。
効果は1ターンのみ継続。
あくまでも領域内にいる敵と戦闘を行うと『禁錮』付与のため、効果発動後別のキャラに切り替えた上で戦闘を挑めるのが一番のメリット。
オススメパーティー編成
ヴェルト自身が幅広くいろいろな役割をこなすことが出来るため、オーソドックスな編成の4枠目に投入するだけで仕事をする。
虚無キャラではあるが、壊滅キャラのようにどんな組み合わせでも使いやすい。
ヴェルトサブアタッカー兼デバッファー二刀編成
配布キャラメインでヴェルト軸のパーティーを構成するとしたら、
ヴェルト / ナターシャ(豊穣・ヒーラー) / 三月なのか(存護・バリアヒーラー) / 丹恒(巡狩・アタッカー)
ヴェルト / ナターシャ(豊穣・ヒーラー) / 開拓者・炎(存護・タンク) / 丹恒(巡狩・アタッカー)
こんな構成か。
どちらの構成も幅広い属性をカバーするような組み合わせになっているが、敵の弱点属性を見ながら適宜同ロールで入れ替えていく。
ナターシャを別の豊穣キャラに入れ替えても困らず、勿論丹恒を別の巡狩キャラに入れ替えても問題ない。
ヴェルト自身が攻撃とデバフを兼ねてくれることと、デバフ効果が速度減少であるため、構成や相手を選ばずに戦っていくことが可能。
使っていけないコンテンツもなく、サービスイン直後の現状では虚数属性の配布キャラもいないため、常に一定の出番が約束されていることもあり育成して損はない。
但し逆を返すと虚数属性配布キャラが序盤に居ない=序盤のボスは虚数属性弱点を持たないため、現状終末獣・カカリア戦で弱点を狙えないのが欠点か。
とはいえこちらはアップデートによって間違いなく虚数属性弱点のボスも追加されるため、やはり育成は優先しておきたいところ。
ヴェルトのビルド構成
本記事のメインコンテンツとなるヴェルトの各種光円錐や遺物のビルド構成について解説。
軌跡強化優先度
必要素材が軽い序盤は一通りの軌跡を強化していきたいが、ある程度素材要求が重くなってきたら、
必殺技 > 戦闘スキル > 天賦 > 通常攻撃
上記優先度で強化をしていこう。
最優先は多用することになる必殺技だが、速度減少付与の基礎確率が上がる戦闘スキルも捨て難い。
デバフ運用メインであれば天賦は後回しで構わないが、自前でデバフと追加ダメージが狙えるため鍛え得。
一方で通常攻撃の使用頻度は低いため後回しで構わない。
ヴェルトのオススメ光円錐
各レアリティ毎にヴェルトのオススメ光円錐を解説。
高レアリティのものはあくまでも理想形。
星3の光円錐で十分活躍させることが出来るため、無理してガチャから狙いに行かなくても問題ない。
星5光円錐のオススメは『世界の名を以て』
能力が噛み合っているのが、ヴェルトのモチーフ光円錐である『世界の名を以て』。
ガチャ限定の光円錐になるため、あくまでも引けたらラッキーぐらいに考えておこう。
入手出来ればヴェルトの最適解となる。
『世界の名を以て』はモチーフ光円錐だけあって必要な能力が一通り確保できる。
装備することで戦闘スキルの効果命中+18%&攻撃力+24%上昇するため、速度減少確率が更にアップ。
それに加えてデバフ状態の敵への与ダメージ+24%上昇という効果も乗るため、デバフと攻撃を同時にカバーすることが出来る様になる。
重畳関係なしに、世界の名を以てを一枚引くことが出来たらすぐに装備を切り替えて問題ない。
星4光円錐は『おやすみなさいと寝顔』か『獲物の視線』が有効だが…
ヴェルト用の星4光円錐を選ぶとしたら『おやすみなさいと寝顔』か『獲物の視線』が候補に上がる。
但しそれぞれ弱点があるため、場合によっては星3光円錐の『淵環』で十分。
『おやすみなさいと寝顔』は相手のデバフの種類ごとに最大3層まで重なるバフ効果を持つ。
敵にデバフが1つあるごとに、その敵に対する装備キャラの与ダメージが+12%増加する。
ヴェルト自身で、
- 速度減少
- 禁錮
- 被ダメージ上昇
のデバフを完備しているため、手軽に+36%の与ダメージを確保することが出来る。
但し被ダメージ上昇効果は軌跡強化が必須であること、星3光円錐『淵環』なら+48%与ダメージを簡単に確保できることを考えると、本領を発揮するのは、軌跡強化&2回以上重畳出来た場合からとなる。
それまでは『淵環』を使用した方が効率が良い。
『獲物の視線』はサンポのモチーフ光円錐。
装備することで、効果命中+20%と持続与ダメージ+24%上昇の効果を持つ。
効果命中はヴェルトの噛み合っているのだが、持続ダメージ増加効果が死に効果となってしまうため、非常に勿体ない。
火力アップを狙うのであればやはり星3の『淵環』で十分であるため、獲物の視線をセットする時には足りない効果命中を補う時ぐらい。
それもどちらかと言えば遺物を利用したほうが手っ取り早い。
星3光円錐は『淵環』を使用
星3光円錐の淵環はガチャの副産物として大量に手に入るため、重畳しやすいのが強み。
与ダメージで考えると星4の光円錐より上昇量が高く、効果発動条件もヴェルトなら満たしやすい。
『淵環』は相手が減速状態であれば、装備キャラの与ダメージが+24%上昇する。
完全に重畳出来ていれば上昇量は48%とかなりの水準で上昇する。
減速状態の付与はヴェルト自身で行えるため、基本的には常に与ダメージが増加していると考えるとかなりのDPS増加が見込める光円錐だ。
『おやすみなさいと寝顔』の重畳が進むと、増加量は流石に抜かされてしまうものの、それまではかなりの期間活躍する。
ヴェルトのオススメ遺物・次元界オーナメント
序盤は高レアリティの遺物を入手することが出来ないため細かい厳選は不要だが、主能力だけは下記の通りに合わせておくことをオススメする。
遺物は『荒地で盗みを働く廃土客』を使用
ヴェルトの遺物は2種類のセット効果がどちらともシナジーのある『荒地で盗みを働く廃土客』を使用する。
荒地で盗みを働く廃土客は、
- 2セット:虚数属性ダメージ+10%
- 4セット:デバフ状態の敵へのダメージ時、装備キャラの会心率+10%かつ禁錮状態の敵へのダメージ時会心ダメージ+20%
というセット効果を持つ。
ヴェルトは自前で4セット効果の発動が狙うことが出来るため現状の最適解。
遺物の主能力の内、頭部と腕部は固定だが、ランダム性のある胴体・脚部においては、
- 胴体:攻撃力or効果命中
- 脚部:攻撃力or速度
を選択。
モチーフ光円錐が確保できていればそちらで効果命中率を稼ぐことが出来るため、胴体は攻撃力選択で問題ない。
次元界オーナメントは『汎銀河商事会社』を使用
汎銀河商事会社は、2セット効果で効果命中率+10%上昇。
更に装備キャラの攻撃力が、現在の効果命中の25%分上昇する。
最大上昇量は25%までのため、効果命中率L100%以降は攻撃力上昇効果はない。
次元界オーナメントの主能力は、
- 次元界オーブ:虚数属性与ダメージ
- 連結縄:EP回復効率%
を選択しよう。
副能力の厳選
ヴェルトの遺物の副能力は、下記順番で優先しながら厳選をしていく。
効果命中 > 攻撃力 > 会心 > 速度 > その他
ヴェルトは攻撃周りの効果であれば腐ることはないため比較的厳選しやすいが、現状厳選から漏れた遺物を使い回すキャラが少ないのが欠点か。
今後追加される虚数属性のキャラに備えて、一部の遺物は残しておくことを推奨する。
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